S/Sモノのレザー | 僕のこだわりブログ

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ここ数年A/Wにおいてレザーを多用しています。なによりもレザーの質感と防寒性、そして所有する喜びは他の衣料とは比較になりませんから。

 

ではS/Sではどうかといいますと・・・。

 

実際に着ることができるのは、関東では3月中旬~4月下旬という短さということと、スプリングコートやコットンニットも楽しみたいので登板回数は少ないです。ということはあまりにも高額なレザーウェアへの触手は伸びないのが実のところです。付け加えると超高額なS/Sモノのレザーウェアは日本で着るには厚手すぎるのです。従いましてさらに快適に着れる期間が短くなります。それに気温が上がってくるので汗によるダメージも気にしてしまいます。

 

では私がこのような季節においてどんなS/Sモノのレザーウェアを愛用しているかといいますと・・・。

 

ずばりチンクアンタのスエードブルゾンです。主に愛用しているのはかつてビームスが別注したモデルと定番のヴァルスター型ブルゾンです。色味はそれぞれネイビーとライトブラウンで、リブはともにオフホワイトです。ライニングは薄手のコットンやリネン素材で、レザー自体も薄く使いやすいです。S/Sモノのレザーウェアはいかに暑苦しさを演出しない色味であるかも重要なのです。

 

なぜスエード限定なのかというと、それはある程度レザーの質をごまかせるからですw。

 

チンクアンタやエンメティなどの10万円台半ばのスムースレザーはもっと高額なレザーと比較するとどうしてもレザーのきめ細やかさや質感で劣ります。しかしスエードでしたらそのような差がかなり縮まります。ということは着ることができる期間や気温が上がることで汚れるリスクと価格と質を総合的に考えるとかなりバランスが良いのです。

 

またスエードなので定期的な保革&撥水スプレーとブラッシングで多少の雨でも問題ないのも魅力です。

 

このような考え方なのかどうかはわかりませんが、各ショップのS/Sモノのレザーウェアにおいてチンクアンタが再びクローズアップされてきましたね。デザイン的に推されているのはサファリジャケットですが、今までの経験からS/Sモノはヴァルスター型のような着丈の短いレザーウェアの方が軽やかな印象なのではないかと思います。印象が重めに映るレザーなのでS/Sにおいては表面積を小さくした方がバランスが良いですね。