昨日某ショップからムーレーのオーダー会の案内をいただきました。
通常展開していないカシミヤ生地やレザーで、デザインとサイズを選ぶというシステムです。
ただオーダー会にもかかわらず・・・。
①サイズサンプルがない。
②価格が明らかに高すぎる。
↑そんなことを感じました。
特に感じたのは、②の明らかな価格高騰です。カシミヤ生地では、あともう少しでブルネロクチネリやロロピアーナのカシミヤコートやダウンが買える金額です・・・。レザーに関してはロロピアーナとほぼ同額です。
今改めてムーレーの良さってなんだったのだろうと振り返ると・・・。20万前半で買えるカシミヤ生地の上質ダウンジャケットであったことです。
ここ3年位でショップにおける人気が上昇し、流れが変わりましたね~。
ムーレーは5年ほど前にエリオポールを運営するインターブリッジは初めて日本に持ってきました。そこから知る人ぞ知る上質で適正な価格のダウンで服好きを満足させてきました。
恐らく服好きな方はここ3年ほどでムーレーを手に入れてきたと思います。一通り出回っているので日本における今後のムーレーの立ち位置は微妙ですね。それでもモンクレールよりは良いモノなのですが、そこまでのネームバリューはないかと思います。
そう考えると少々複雑な気持ちになります。