ハンドを多用したイタリアのLaboratorio Napoletano(ラボラトリオ ナポレターノ)というブランドのシャツでUAではソブリンハウスのみの扱いとのこと。2001年にFrancesco Avino氏がイタリアで設立したブランド。2005年からシャツ専業メーカーとなり、裁断、縫製、仕上げ全てに対し、高い品質を誇ります。
中でも、裁断には細心の注意を払い、1枚1枚の仕上がりをしっかりと、コントロールしています。ハンドポイントは、1：衿付け、2：袖付け、3：ヨーク付け、4：ボタンホール、5：ボタン付け、6：フロント前立て裏側の留め、7：件ボロのカンヌキ、8：脇の裾部分のガゼット付け、です。1、2、は着心地にも影響する箇所で、微妙な調整が必要な部分。3～8、はハンドならではのアクセントとなる部分。
一見何の変哲もないオックスフォードBDプルオーバーシャツですがハンド比率はボレッリ同等で、着丈も程よく短くカジュアルには最高の仕上がりです。素材も張りのあるオックスで、バックダーツもなくシンプルなシャツです。結構細身です。
世界中探してもこれだけハンド比率の高いプルオーバーシャツはないですね。春夏には大活躍してくれそうです。
ちなみにビームスFで展開するモデルは、衿型、ボディースペックを専用に作ったエクスクルーシブモデルです。