久方ぶりの第二弾だが、まだまだアニソンの名曲はある。
第10位「海のトリトン」秀夕木(ヒデ夕樹)
‘70年代半ば頃の、手塚治虫原作の海洋冒険テレビアニメの主題歌。言葉をしゃべるイルカに乗った少年が繰り広げる物語だが、あまりにも古いため、内容は覚えていない。
曲の作りは誰もが、「サビへの導入部が早いのでは?」と思う構成だが、歌謡曲に若干クラシック要素が加わっている、と言えるかも。歌手は日立CM「この木なんの木」で有名。
ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~
9位「ヘヴィ・メタル」ドン・フェルダー
‘80年代前半、全米で公開された同名劇場アニメの主題歌。日本での映画館公開はなかった。アニメの内容は具体的には覚えていないが、地球外生命体が地球の乗っ取りを企てるような内容だったかも。曲はヘヴィメタルではなく、普通の聴き易いロック。アーティストはご存知、イーグルスのメンバーで「ホテル・カリフォルニア」の作曲者。
Heavy Metal: Music From The Motion Picture
8位「まかせて!チン・トン・シャン」田村英里子
これはかつて元気が出る曲シリーズで解説した、「少年アシベ」の二代目主題歌。ノリノリのJポップ。アニメのように、ゴマフアザラシの子供をおんぶしてみたい。
7位「逆転タイフーン」早坂好恵
この曲も元気が出る曲編か女性アイドル編で紹介した。’91年のNHKアニメ「秘密の花園」主題歌。元気はつらつアイドルがはっちゃけて歌う。
Myこれ!クション 早坂好恵 BEST
6位「横倉の風」新屋まり
‘08年の高知放送テレビアニメ「土佐むかし話」スペシャル『安徳帝四国潜幸説』エンディングテーマ。アニメは安徳帝が屋島から越知町の横倉山に潜幸し、生涯を終えるまでを紙芝居風に描いたもの。安徳帝伝説紹介番組とセットでDVD化され、越知町中心部の喫茶店で販売されている。
アーティストの声は中島みゆきに似ており、歌謡のこぶしも効いているニューミュージック歌謡。アルバム購入はアーティストのホームページへ。シングルは越知町観光協会へ。
5位「君をのせて」井上あずみ
ご存知『天空の城ラピュタ』の主題歌故、説明不要。
4位「少年ケニヤ」渡辺典子
この曲も以前触れた。’80年代前半の同名劇場アニメの主題歌。原作は’51年から5年間産経新聞に連載されていた。終戦後、親と離れ離れになったなった日本の商社マンの息子がケニアの部族に育てられ、成長していく。監督は大林宣彦。ケニヤの大地で繰り広げられる愛と勇気の物語を、宇崎竜童の音楽性と渡辺典子の透明感ある歌声で表現している。
渡辺典子 ベスト
3位「風になる」つじあやの
ご存知「猫の恩返し」の主題歌だから説明不要。
2位「異次元ストーリー」ポプラ
‘80年代前半のテレビアニメ「夢戦士ウイングマン」の主題歌。アニメは俗悪アニメの部類に入ると思うが、曲はニューミュージックにソウルフル・マインドを加味した感じ。ボーカルもハスキー。
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(14) 夢戦士ウイングマン 音楽集
1位「夏のしずく」大山百合香
この曲も以前紹介した。劇場アニメ「河童のクゥと夏休み」主題歌。アニメのエンドロールに流れることで初めて、物語の余韻と共に曲の良さが伝わってくる。まるで草原に吹くそよ風のよう。
海の青~Singles And More~(DVD付)
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