カラダの声 | 来栖史江の徒然なるままに  ~フリーアナウンサー・絵本講師・話し方講師・朗読とピアノ アサクル~

来栖史江の徒然なるままに  ~フリーアナウンサー・絵本講師・話し方講師・朗読とピアノ アサクル~

元静岡放送アナウンサー来栖史江のオフィシャルブログ。朗読とピアノのコンビ アサクル、絵本や読み聞かせの楽しさを伝える絵本講師、話し方講師、イベント司会や朗読についての活動を紹介します。

・・・ちょっとお疲れの夜です。

まだ京都通いは体が慣れないのか、往復だけでいつもより疲れが。

ちょうど朝の通勤時間帯と重なって座れずの移動なのと、環境に慣れずにどこか緊張しているせいかもしれません。


今日から3日間の京都通いというのは・・


同志社女子大で行われている夏の集中講義、「身体表現」のクラスに参加させてもらうため。


秋から、そう、もう一か月もありませんが、日本語日本文学科の新しい選択科目、『朗読』の講師をさせていただく私。

昔から演劇に興味があるという話を雑談の中でした時に、もし日程があえば学生さんと一緒に体験してみますか?とお声をかけていただいたのがこのクラス、「身体表現」です。


朝10時からなんと終わりは6時半まで!

贅沢に時間を使っての3日間の集中講義です。


今日はその一日目。


二年生の学生さん20名に交じって、笑ったり悩んだり体を動かしたり。

本当に濃く、楽しい時間でした。


演劇の基礎の基礎、自分の身体にもっと興味を向け、普段意識していないでしている身体の動きやそこから来る気持ちの動きを知ろう、というクラス。


会場である中ホールをいっぱいに使って、自分一人で、ペアで、三人で・・全員でと形を変えて、先生が出す課題に取り組むのです。


二人組で、何も相談はなし、言葉を交わす事なしで「机と椅子」になってみる、とか、全員でお葬式の場面を演じてみる、とか。

やはり何も相談する事なしで全員で一つの文字を、ひらがなやアルファベットを表してみるとか。


これ、すごく難しかったです。


相談せずに、声も出さず、何もお互い指示を出さずに一つの事をする、って普段はしないですもんね。

一番手っ取り早いのは「こうしてほしい」「私はこれをやるからそっちはお願い」と声に出して意思を伝えあう事。

それをしないで短時間で・・・となると、この人は何を考えてこう動いているのだろうと推測したり、反対に自分がしようとしている事をみんなにわかってもらえるように動いたり・・が必要になってくる。

面白いなぁと思いました。


全部をお伝えする事はとても出来ませんが、こんな感じで一日楽しく学んでいたのです。


このペースであと2日間。

学生さんに交じってもつのかしらん。

(きっと初日でこんなに疲れているのは私だけでしょうし!)

でも新しい発見がたくさんありそうで、とても楽しみです。


無意識にやっているようで、実は上手く計算して動いている自分の身体。

その機能をもっと最大限に活かして、力を抜く時には充分リラックス出来、ここぞという時には的確に、きれいに動ける。

そんな「カラダ」になりたいなぁと思います。


自分の体は自分でメンテナンス出来るのですものね!


明日はこんなペースで朝から京都で過ごし、夜は新しい仕事の幅が広がればと参加させていただく、異業種の方々との交流会です。

多分今日以上にグロッキーが予想されますが、気力だけは充分で頑張っておりますので。

また報告を待っていて下さいね!