3年目の・・・ | 来栖史江の徒然なるままに  ~フリーアナウンサー・絵本講師・話し方講師・朗読とピアノ アサクル~

来栖史江の徒然なるままに  ~フリーアナウンサー・絵本講師・話し方講師・朗読とピアノ アサクル~

元静岡放送アナウンサー来栖史江のオフィシャルブログ。朗読とピアノのコンビ アサクル、絵本や読み聞かせの楽しさを伝える絵本講師、話し方講師、イベント司会や朗読についての活動を紹介します。

今日は週に一度お世話になっている、神戸の流通科学大学での講義の日でした。


私の担当は「話し方」。

対象はサービス産業学部の3回生。

「話し方」、「お茶」、「マジック」の3つの中から「話し方」を選択した10人弱が、今年度の私の生徒さんです。


こういった面白い選択科目があるのは、この大学の大きな魅力の一つ。

どれも数回の講義ですのでもちろん極めるところまではとてもいけませんが、経験としてこの時期知っておくのはとても良い事。

特にサービス産業学科の学生さんは将来人前に出て何かをアピールする仕事に就く事も多いし、数回とはいえ「話し方」を選んで良かった、いい経験が出来たと感じてもらいたいと思っています。


こうしてこの時期大学に伺うようになって今年で3年目なのですが、今年は本当に「ラク」だなぁと感じられるようになりました。


やっぱり3年目、ってすごいですね!


よくわからず、がむしゃらに取り組むもののそれだけで終わってしまう初年度。

それを踏まえつつ自分なりのイロを見つけようと奮闘する2年目。

そしてある程度の形が出来上がる3年目。


今年度は無駄な力が抜けて、毎回一応の目安はあるけれども脱線しても良し、その方が面白かったらそういこうと考える余裕がある気がします。

この辺が「ラク」と感じる部分。俄然自分でも楽しくなってくるのがわかります。


きっとそんな私の雰囲気は学生さんにも伝わっていて、今回はみんなも本当に積極的に講義に参加してくれ、クラスもいい感じです。

「必死」も大事だしいいものですが、そこに「余裕」が加わると最強だなぁと改めて。


昔、静岡放送にいた時にもこんな思いをしました。


まさか本当になれるとは思っていなかったアナウンサーになれ、もうそれは必死だった新人時代。

でもいくら必死に取り組んでもちゃんとした満足のいく結果が出せず、落ち込んでばかりだった頃。

たくさんの事を経験し、現場から学んでいくうちに少しずつ自信がつき、仕事が楽しい!と思えたのがやっぱり・・3年目くらいでした。


何でも熟成させある程度身につくには、これくらいの年月は必要なのですねぇ。


「新しい場所に行ったらとにかく3年は頑張れ」とよく人生の先輩方に言われましたが、それってちゃんと意味があったのだと思います。

自分の経験を照らしあわせてもまさにその通り。

今後は後輩たちに同じような事を言う大人になりそうです。


・・・ってここまでカッコよく書いてきて、実はこの裏もあるって事もちゃんと白状しちゃいましょう。


3年は頑張る、するとある程度モノになる確率が高い・・って事は、そこまで頑張れないでちっともモノにならなかった経験もまた・・あるのです。


実は・・途中でお休みしてしまっているカッコ悪い習い事が一つ。


ウクレレ


せっかく時間のやりくりをしてレッスンに通っていたのに、あれこれあって今挫折しております・・・

ものすご~く気になっています。

やっぱりどうにかしたいなぁと。


カッコいいお話だけで終わらせたらいいものを、カッコ悪いところまでカミングアウトしちゃうあたりが私ですなぁ!

でもね、こうやって書いちゃった事でまた頑張ろうって気が起きるだろうし。

いつかお話会でウクレレを披露出来る時まで、どうぞなが~い目で見守っていて下さいませ!


以上いろいろあるさ、の3年目考でした~