「本当に男は男で、女は女よ。」
という岡本敏子さんの言葉がある。
女性が持つ、
育む力、受け入れる力、
そして生み出す力。
女性が元気になれば、
その柔らかな大きな力で、
新たな一歩を生み出せる。
ボランティアの基本は、
「決して無理をしないこと」
そして
「自分にできることをすること」
地震の直後に由起ちゃんと打ち合わせをしながら、
私達にできることは、
「女性達が求める時期がきたら、
コスメやメイクなどの美容の力で、
女性達をサポートしたい。
美容の力が持つ、
ポジティブな力や、自分を押し出してくれる力を、
女性達と一緒に分かち合いたい」
と話し合った。
Toksy
を通じて一緒にreMAKEという女性を支援する
被災地支援のプロジェクトをさせて頂いたことで、
女性達一人ひとりの声を聞き、
その想いは強まった。
そして、南相馬で女性達のために
美容支援をするという恵まれた機会を頂いた。
7月9日。
朝4時に起きて、ロケバスで現地へ向かう。
南相馬までは東北道を使って、
約5時間ほどかかった。
今回の美容支援に協力してくれた友人達。
左から、ファッションフォトグラファーの高倉ゆめ
、
リフレを勉強されている菜月さん、
銀座でエステサロン「ヴァーチュオーゾ銀座」を経営している、
櫻田萩江さん
、
コスメのPRやフードコーディネーターとして頑張っている
真鍋摩緒ちゃん
。
忙しい中、優先してスケジュールを空けて、
一緒に同行してくれたみんなには本当に感謝。
津波のため学校が使えなくなってしまった、
真野小学校の子供たちやそのお母さんたちが集まって下さいました。
ブログを見て、コスメの支援物資を送って下さった皆様。
本当にありがとうございます。
頂いたコスメは全て、南相馬の女性達に
お配りさせて頂きました。
頂いたコスメは、種類に分けて並べます。
今回、被災地の女性のためにと化粧水を50本も
提供して下さったDEOXEE
様。
厳選された天然成分と、浸透性微分子コラーゲンの
シンプルケアで、夏の疲れた肌を
しっかりと美白し、潤してくれます。
女性のお肌の基礎となるスキンケアコスメは、
本当に喜ばれました。
またPanther girl
様からも
中学生や高校生の女の子達も
コスメをお渡しする時には、
お母さんも女の子達も目をキラキラと輝かせ、
「コスメがこんなにもらえるなんて嬉しい!」と言いながら、
津波で化粧品が流されてしまった方、
津波の被害でなくても、お家が半壊してしまって、
化粧品まで気が回らない方。
色んな女性達がいました。
でもみんな前向きに、
コスメを手にすると本当に笑顔で、
綺麗になってくださいね。可愛くなって下さいね。
というと
「ありがとうございます!」
と前向きな気持ちで応えて下さいました。
あぁ、そうか。
コスメによっていつも前向きな気持ちをもらっているように、
女性にとってのコスメは
外見を綺麗にするだけでない、
もっと前向きでポジティブなエネルギーをもっているのだと、
そして、万葉ふれあいセンターでは、
みなさんで七夕らしい風鈴づくりを。
子供たちの風鈴は本当に
色使いも可愛くて芸術的。
みんな大好きな花火やアイスや動物の絵を描いていたのですが、
一人の男の子が書いたウサギの吹き出しに
「ねむれないよ~」
と書いていたのが印象的でした。
今でもどこか心の中で、
怖い想いや不安な思いをもしかしたら
抱いているのかな?と思うと、
胸が詰まる思いがしました。
今回の活動に声をかけてくれたりょうたくん。
美容支援の思いを叶えてくれてありがとう。
できた風鈴は願い事をつけて飾ります。
表参道のカフェからのケーキの提供も、
子供たちは大喜びでした。
おかわりした男の子も。
写真をたくさん撮って、
ゆめの写真には本当に愛があります。
明るくて素直で、
本当に元気な子供たち。
彼らの心が津波や地震の
恐怖や不安をのりこえて、
より強く、よりたくましく、
幸せな人生を歩んでいってほしいなぁと
心から思いました。