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とコンセプトに
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39歳で彼氏ができた二条沙織さんのお話を一昨日から連載中です。
元秘書でとてもきれいな方でした。
昨日までの話をざっくりまとめると・・・
これまで、幾度となく修行のような合コンに参加してきたそうです。
留学経験もあり、語学が堪能な二条沙織さん。
某大手メーカーの秘書になり、
一流の男達の仕事ぶりを見て華やかな生活を送るも、
リーマンショックで失業。
転職活動の末、小さな会社に転職できたのでした。
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語学力を生かしてキャリアアップしてきた沙織だが、
リーマンショックの影響で外資系企業に採用枠はほとんどなかった。
必死で就活をして、この会社が落ちたら実家に帰るしかない…
というところで今の小さな会社に就職がきまったのだった。
昨日が合コンだったと知っている堺から、様子を聞かれた。
「昨日はどうだったの?」
「まあまあじゃない」
「二条さんは理想が高いんだよ」
堺は40代の既婚男性だ。
いつもいつも堺は、沙織に理想が高すぎるといってくる。
「そうかなぁ?
別に他のコ(秘書仲間)みたいに、
割り勘で嫌な顔したり、
居酒屋だからってがっかりしたりしないよ」
「そんなことしないのが普通だよ
バブルじゃないんだから。
まず、秘書がいるような重役を基準にしちゃダメだよ」
東京都港区で秘書をやってきた4年間で、
沙織の基準は日本の平均値からずれてしまったようだ。
だが今も一緒に合コンをするアラフォー秘書メンバー達はもっとずれている。
私なんてまだ普通では?
合コンメンバー 役員秘書・ナオミの発言
「え、社内の男性と合コンなんてあり得ない」
(別に社内だっていいじゃん
役員秘書だと、秘密を告げ口されるんじゃないかとむしろ相手の方が嫌がるんじゃないの)
また、ナオミから合コンの誘いがきた。
ナオミの友人と沙織と広告代理店勤務の男性3人というメンバー。
集合場所に、ナオミと一緒にものすごい美人がきた。
「紹介するね。H商事勤務の麗子さん」
「はじめまして。前にナオミさんと同じ会社で秘書だった二条沙織です」
うわぁ~、こんな美人がいたら男性陣喜ぶだろうなぁ。
見た目の華やかさとはギャップがあって麗子はリアクションが薄い女性だった。
はじめは色めき立っていた男性陣も徐々に麗子に話題をふらなくなった。
ナオミと沙織は必死で盛り上げた。
「このお店って三ツ星レストランの修業した中野シェフがプロデュースしたんだよ」
守山というこの店を予約してくれた男性が説明する。
「あの青山のミシュランガイドに載ったお店ですよね。
えっと…アレ、なんだっけ?」
ナオミが店名を思い出そうとする。
「最近、僕も思い出せなくてさぁ。『アレをこうしてて』で通じるようになっちゃうんだけどね」
今野という守山の同僚が会話を拾ってくれた。
「やっだ~、今野さんってば面白~い」
そこで麗子が口を開いた。
「あのお店、ビストロ・ド・ナカノだよ。
私、行ったことありますよ。
ステキなお店でしたよ」
「…へぇ~、すごいね」
男性が引くのが分かった
「麗子さんスゴイね、
私ってあんまりお店知らないの」
必死で金がかからない女をアピールしたのだが遅かった。
教訓:★付の店に行った自慢は、自分の★が減る。
(以上)
明日に続きます。
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