8月に募集した脱汚部屋大作戦。
掃除片づけられない汚部屋住人を募集して、
私と捨活アドバイザーの岡田敏子さんと片づけに行くという企画です。
汚部屋ルポ(1)~(7)
http://ameblo.jp/koakuma-mt/entry-11624985262.html
ご応募くださったのは、
マラソンが趣味の尚子さん(仮名)40歳独身。
デートしていた男性にフラれて、
人から大切にされる女性、
自分を卑下しない女性になる為に、
ご応募くださいました。
その後がとても気にはなっていました。
先日、岡田さんがアフターフォローにいってこられたそうです。
メールでのやり取りでは、
アフターフォローの日程の先送りがあったりと
尚子さん、大丈夫なの!
本気で変わりたいって気持ちはあるの!
と厳しいメールを差し上げたことも・・・
やっと日程が決まって、岡田さんがドキドキしながら駅に着くと
以前とは全く違う尚子さんに驚いたそうです。
岡田さんが尚子さんに初めてお会いした夏頃は、
重ね着のチュニックスタイルで
どこかうすぼんやりした印象でした。
顔色も悪く、伏し目がちだったような気がしました。
片づけ当日は駅でお会いした時には、
趣味で走っているトレーニングウェアーにスニーカーて゜お出迎え。
やる気はあります。ってアピールはありましたが
不安と自信のなさと
菊乃さんと私のパワーに圧倒されたのか、
ほとんど涙目状態だったような気がします。
今回、お会いした時は
「一日5分、出来そうで、案外難しいですね」
と言いながら、ニコニコ。
「今までの恰好…私本当に痛い女でしたね。
歩いていると、私と同じ年齢の女性たち、
あんな恰好はしていませんでした。
私って、本当に自分ことも、まわりの人も見えていなかったし
見てなかったと思いました。
今は歩いていても、『素敵人だな。とかあんな風なおしゃれしてみたいな』とか
逆に、昔の私のような人を見ると『オッと…痛~い!』
と引いちゃうこともあるんです。
白シャツ買いました。
もう、投げっぱなしでも汚れの目立たない、皺にならない服は卒業しました。
あんなにたくさんとっておいた紙袋、
何の役にも立たなかったのに
惜しくて、惜しくて全部捨てなさいと言われたときには
とても悲しかったはずなのに
服を買ったら、
化粧品を買ったら、
モノを買ったら
紙袋って、すぐに溜まっちゃうんです。
笑えますね。
今ですか?
ほとんど捨ててます。
あれから、TVで汚部屋タレントにきれい好きタレントがダメだししているの見てて
「お二人が言われていたのは、このことだったんだ」
と納得できる自分がいます。
母親を部屋に招待して
「こんなに捨てちゃって…大丈夫なの。
あれもこれも私が買ってあげたモノもぜんぶ捨てちゃったのね」
と、恨み言をいわれましたが、
母親と自分の依存関係がはっきりわかりました。
いい年した私が
「母が買ってくれたモノだから・・・母に言われた~・・・」
と言い訳するのもおかしな話ですよね。
これで母との関係が気まずくなったってこともありませんし、
母が気にしていることもない。
私一人の思い込みだったような気がします。
持ち帰って仕事をしていた会社関係の書類も期限を決めているので
今置いてあるところの書類関係がなくなると
ここ、スッキリしますよね。
一緒に走っている仲間にも、ウチによっていかないと
誘える人をいつも、うらやましく思っていたけれど、
私も誘えるんだと思えて嬉しかった。」
など、お話は尽きなかったそうです。
片づけは毎日です。
気を抜いたらすぐに元に戻ります。
要らないモノを捨て、家をとことん片づけてみてわかったことは、
必要なモノだけになれば収納グッズや
収納術はあまり必要ないということです。
今あるものが100%が100と思わない。
80が100パーセントと知る。
***************
一日5分が出来ない時も、心配しなくて大丈夫!
***************目の前のゴミだけ捨てる
一日の終わりか、始めにゴミ箱を空にする。
ただの物はもらってこない。
尚子さんが最後に
↓↓↓
まだ、素敵な人とは出会えていませんが、毎日楽しいです。
自分では習慣化できていないかも…と思うこともあるけれど
以前の部屋が想像できない。
この状態を維持するだけで精一杯ってこともあるけれど
花を飾ったり、ごちゃごちゃモノを置くのが嫌だなって感じたり
不思議なんですが、
TV台の埃や机の上に出しっぱなしのモノがあったりして
部屋が汚くなると落ち着かないんです。
と笑顔で話されていたのがとても印象的でキレイでした。
尚子さんの勇気と行動が全国に伝わるといいな。
自分が主人公だってことを忘れずに。
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