20代後半の方の一般企業内定 | 会計人高野博幸の「想いを言葉に!!」

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会計士試験合格後、税理士法人PwC勤務、LEC講師を経て医療特化の公認会計士・税理士事務所を開業した高野博幸のブログ。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」をモットーに、夢を与え、ロールモデルとなれるように日々がんばります!

知人の20代後半の受験生の方が一般事業会社に内定をいただいていました。

監査法人の採用結果が出てから、ずっと一般企業への就職活動を行っていたようです。


実務要件も満たせて、待遇もある程度監査法人並みのようです。


その方は、

①監査がしたくて会計士になったわけではないため、監査法人にこだわらなかった、

②合否にかかわらず働きたかった

という面があるようなので、そうではない人は厳しいかもしれませんが、上記のような方はいろいろと活動をしてみると、道はまだいくつかあると思います。


ただ、当然だんだんいろいろなところで内定が決まっていきますので、そういった道を選ぶ方は早めに動くことが望ましいと思います。


ちなみに、12月発売号の会計人コースに記載する予定なのですが、1年早く働き始めて実務要件を積めば、1年早く会計士になれます。

早くなることにどこまで意味があるのかという意見はありますが、結局今年落ちても働き始めれば、

今年合格した方と同じ年度で会計士になれ、今年合格した状況と同じ結果は生み出せます。

(いろいろ大変な部分はありますが。)


昔は、監査法人が短答合格で採用していましたが今はやっていないであろうため、一般企業で早めに働き始めるという道も、自分の将来のキャリアが合う人にとってはいい道だと思っています。


以上、少しでも参考になりましたら幸いです。


高野