論文ボーダーライン | 会計人高野博幸の「想いを言葉に!!」

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会計士試験合格後、税理士法人PwC勤務、LEC講師を経て医療特化の公認会計士・税理士事務所を開業した高野博幸のブログ。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」をモットーに、夢を与え、ロールモデルとなれるように日々がんばります!

ご質問でごじゃる!


「いつも拝見させて頂いております。

高野先生に今年の論文式試験の各科目のボーダーラインを予想して頂きたいです。

各予備校が予想ボーダー出してますが、ご存じの通り毎年現実的ではありません。それは申し訳ないですがLECも同じです(宣伝も兼ねているでしょうから仕方ないと思います)。

そこで、高野先生はLECに所属しているといっても、ブログ等ではある程度自由に発言されていると思いますし、なかなか一講師の立場からは難しいかもしれませんが、是非各科目の現実的なボーダーラインを予想してみて欲しいのです。

専門科目以外が不可能ならそれでも構いません。

よろしくお願い致します。」



<ご回答でござります>

まず、大変申し訳ございませんが、私の場合各科目別のボーダー予想というのは、論文受験生対象の講義を担当していないためレベル感がわからず、なかなか難しいです!


ということで、例年を考えた上での一般的なボーダー予想ということで。


まず、採点方法が特殊なので詳細はわかりませんが、ここ2年程度は偏差値52と仮定すると305点~310点あたりがボーダーになっていると思われます。


そのため、合格ラインが52だと仮定すると今年もこのあたりのラインがボーダーになるのではないでしょうか。

ただし、受験者のレベルが例年より高いということであれば、あくまでも論文は相対試験であるため、ボーダーは高くなる可能性があります。


また、合格ラインが53になると、得点の範囲が10点上がり315点~320点になると思われます。


選択科目の状況や、その年度の採点状況などいろいろな要素が絡み合いますので、一概には言えませんが、

このあたりが無難なラインかなと思っております。

当然下振れも上振れもあり得ます。


立場および現状より、この程度でお許しくださいませ。

少しでも参考になりましたら幸いです。


PS:2年前はボーダーが51だったことに気が付きましたので、少々修正しました。


高野