夏祭りで学ぶ、くじ引きは「賭け」 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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お金教育第2週担当、内村しづ子です。


本格的に暑くなってきましたね。

夏祭りも各地で開催されているのではないでしょうか!?


そんな夏祭りで、思いがけず子供に「賭け」について話す機会がありました。


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先日、近所の七夕祭りに家族で出かけました。


すると小学生の男の子たちが群がり、にぎわっている出店がいくつかありました。


そこで売っているものは・・・・


300円で1回の「クジ引き」


商品は、任天堂Wii、DSソフトの目玉商品から、ちょっとしたカード類。



小学2年生の長男はじーと見ています。

とっても気になっている様子。


母(私): 「そんなに気になっているなら、おこづかいで1回やってみたら?」


長男:  「えー!!どうしよう!! DSのソフト当たるかな・・・」


母:   「どうだろうね~!当たる確率はすごく少ないとは思うけど・・・」


父:   「30回くらいやったら、もしかして当たるかもね(笑)」


長男:  「え~!!30回やったら、9000円だよ!!普通に買えるよ」


母:   「だってあのお店、1回(300円)や2回(600円)で5000円のDSソフトをお客さんにあげてたら損してしまうよ」


長男:  「そっか」


母:   「でも、もしかしたら1回ででるかもよ~(笑)」


長男:  「えー、やっぱりやらない」


母:   「ああいうのを、賭けって言うのだよ。当たる確率は少ないのだけど、当たったらすごくラッキーでしょう。」


父:   「宝くじと同じだよ。っま、買わなくては当たらないのだけどね(笑)」


長男:  「外れたらお金がもったいないから、やらない!!」



堅実派の長男は、あっさり挑戦しないことを決意。

母としては、一度挑戦して身をもって「賭け」ってことを体験してもらってよかったのだけど。


その隣で、二男(5歳なりたて)はやりたそうにしていました。兄弟でもタイプが違うのよねあせる


昨年、かき氷の価格についてリサーチ済みの長男は、迷わず100円かき氷を購入しました。


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自分のお小遣いを使う場合だけは、本当に慎重です(苦笑)