第四週担当の志甫真由美です。
3月も終わりですね。4月からの新たな出会いに向かってワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
公的医療保険とは、保険会社の人が勧める生命保険ではありません。生命保険に入る前に勉強しておきたいものなのです。
公的医療保険とは、社会保険の一種です。ということは、先月末ブログに書いたとおり強制加入です。会社員は、知らない間に給料から引かれてしまっています
「勝手に、給料から引くなんてあんまりだ・・・。給料が少なくなるじゃないか」と思っていませんか?
私は、会社員時代、3ヶ月も入院しました。出産のときは、救急車で運ばれて緊急手術。この公的医療保険のおかげで医療費が戻ってきて、とても助かりました。
何度も言うようですが、
公的医療保険は、強制加入←市・健康保険組合に収める
生命保険は、任意加入←生命保険会社に収める
公的医療保険をよく知り、それでも足りないなぁ。不安だなぁと思う人は、生命保険も入ってください。もちろん、貯金がたくさんあるから、生命保険なんていらないでもです。
医療費や入院費用は、全額負担しなければならないと思っていませんか。そんなことはないのです。
公的な医療保険とは、健康保険と国民健康保険に分けられます。
健康保険をみていきましょう
●どんなことにお金が支払われるの?
仕事以外での病気・怪我での、診察、投薬、入院、手術などの治療です。
医療費の自己負担割合
小学校前 2割(自治体のよっては、無料)
70歳未満 3割
70歳以上75歳未満2割(現役並所得者は3割)
●高額な医療費になったけど・・・、大丈夫?
高額療養費があるので大丈夫。
1ヶ月の医療費の自己負担額が一定額を超えると、超えた額は高額療養費として後から払い戻されます。
一般的には (10割相当医療費-267,000円)×1%+80,100円が自己負担額です。それを超えた金額が戻ってきます。
医療費が100万円かかったとしましょう。
自己負担額
(1,000,000ー267,000)×1%+80,100=87,430
病院で支払った額(3割の場合)
1,000,000×30%=300,000
高額医療費として戻ってくる額
300,000-87,430=212,570
入院中ですと、手続きをすれば、自己負担額の87,430円のみの支払いで
医療費100万円なんてかからないよ!と私も思っていました。ところが、出産のときにかかってしまったんです人生なにがおこるかわかりません。
自分にどんな保証があるのか。どんな保証が必要か上手に見極めていきたいものですね。