**新年早々実家で飛んできた① の続きです。
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バンジーその②母と手をつなぐ
以前、すあしさん とお話をしていたときに
すあしさんが、
「お母さんと手をつないでみた。」
と言っていたんです。
私はお話を聞く側だったけれど
「それ、いいなあ。私もやってみようかなあ。チャンスはお正月かな。」
と、自分で自分に宿題を与えてみたんですね。
で、今回の帰省…。
お母さんと買い物に行ったときに、つないでみようかな
と考えていました。
1月2日の夜、
私は子供の頃のアルバムを眺めていたんです。
妹の写真に添えられた母のコメント。
「極小未熟児だったから、抱いてあげられなかった。」
それを見つけた私は母に
「今、ぎゅーってしてあげたら、喜ぶんじゃない~?」( ̄∀ ̄)
と何気なく言ったんです。
母の返事。
「そうそう、テレビで見たけど、
ぎゅーってしてあげることって、大事なんだってね。
(母は育児書などに無関心な人)
だから娘たちにできなかった分、今は孫にしてあげているんだ。
ぎゅーってあったかいよね。
私も子育てがヘタだったんだよね、照れ臭かったんだろうね。」
…へ!?( ゚ ▽ ゚ ;)
私の知っている母は、こんなことは言わないひとなのです。
「娘にぎゅーなんて、するわけないじゃーん!」
で終了すると思っていた会話。
私からたくさんの気持ちが溢れ出てきました。
「私、子どものとき
お母さんがよその子の方に手を添えている写真を見て
悲しかったんだ。
私のことは触ってくれないのに、何でこの子には…って。」
子どもの頃の話がどんどん出てきます。
「私、お母さんに話をしてもわかってもら言えないと思うから
学校での出来事とか、好きな男の子の話とかできなかったんだ。
本当は友達とそのお母さんみたいに
何でもお母さんに相談したかったんだ。」
「お母さんに、つき合ってた彼氏の方じゃなくて、
こっちを見てほしかったんだ。笑ってほしかったんだよ。」
マスターコースなどで書き出していた、
”本当は何を言いたかったのか。”
それを、ついに、伝えてしまった…伝えることができた。
そして、母が立ち上がったときに
「ねえねえ、お母さん。ぎゅーってして。」(*^▽^*)
と言ってみた。
母は一瞬驚いたように見えたけど、
すぐにぎゅーーーーってしてくれた。
母は
「こういうの、初めてだね~。
これから仲よくしていこうね~。
よしよし。」
ポンポン。 ←背中をね。
「よしよし」!?
ポンポン!?
なんだこれ!?
なんなんだこの感触!!
こんなの、初めてだ…。
子どものように、わんわん泣いていた私は思った。
やっと。
やっと、お母さんの子どもになれた。
手をつなぐどころか、ぎゅーってしてもらった。
お風呂に入っているときも
布団に入ってからも
涙が止まらない夜でした。
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母に「助けて」って言えなかった。
母に「こっち向いて」って言えなかった。
気づくことができた。
気づいたら終わり。
それでよかったとも思うけど、
私はなんだか直接言ってみたくなった。
バンジーを飛ぶタイミングが
なんか知らんけど、やってきた。
そして、
私が変わったら、母まで変わった。
信じられないようなことが、起きた。
こんな2014年のスタート。
まだまだ、何かあるのかもしれない。