Kiss養成研修会 2013_Part4のご報告 | キウイの里洞戸復興プロジェクト

キウイの里洞戸復興プロジェクト

岐阜県関市洞戸は、岐阜県一のキウイ生産地です。しかし、過疎化が進む中で生産量が減ってきています。キウイの里 洞戸復興プロジェクトが、立ち上がり、若手の生産者育成、生産者のサポートを主軸に、洞戸地域の活性化を進めて行く日々の日常をつづります〜

11月10日に行なった研修会のご報告です。

この日は研修生にとって、研修の成果を身をもって実感できる最良の収穫の日。。
と、なるはずが、朝から一日大雨で収穫は断念。

収穫作業は説明のみとなり、選別研修となりました。
本キウイ栽培研修は趣味の栽培研修ではありません。栽培活動の継続維持のためにキウイをお金にかえる手段や手法を学ぶことも重要な研修内容となっています。

1個単位で値段が付かない規格外キウイの見分け方の説明を受けたあと、研修生一人あたり予め収穫してあった約8コンテナのキウイを選別しました。(参加者は13名)
形、傷、色、重さを見分ける、選別は根気のいる作業です。

キウイの選別

途中の休憩時間には糖度計を使ってキウイの糖度を確認。
大きさや形の違いにより甘さにも違いがでることを確認しました。

変わり種キウイ

↑こんな変わり種も。当然仕分け対象です。

洞戸のキウイ種であるヘイワードの特性、追熟の必要性やその方法、更に保存の方法も学んだあとは、待望のお持ち帰りタイムです。

キウイのお土産


B級キウイ詰め放題一袋という限定で、この日美味しいと学んだキウイを中心に8kgも詰め込む猛者も。。袋は、もうはちきれそうです。

今回は屋内のみの研修になってしまいましたが、売れるキウイの見分け方からキウイの特性に少しでも触れていただけたなら幸いです。

この日のまかないは、研修終了後に同日に開催された洞戸での産業祭(秋の祭典)に繰り出す予定でしたが、こちらも雨でゆっくりと観て歩ける状態ではありませんでした。
希望者のみが、おすすめの”鮎雑炊”などを食べに出向かれました。


さて、こうして選別されたキウイは選果場に搬入され、再度のチェックを経て等級(重さ)別に分けられます。

選果機


↑昨日14日に搬入され選果場で選果されるキウイフルーツです。
手前から順に大玉キウイが落ちて来てコンテナに収まって行きます。

こうして厳選されたキウイのみが洞戸キウイフルーツとして販売に供されます。

キウイ販売

↑旬のキウイが”道の駅ラステンほらど”で販売中です!


まだまだ、キウイ研修は続きます。
キウイフルーツの全てが学べる「Kiss養成研修会」に皆様のご参加をお待ちしています。