清楚だったソン・イェジンが、だらしない女を怪演・・・『個人の趣向』 | コワれるまで ALLORA

清楚だったソン・イェジンが、だらしない女を怪演・・・『個人の趣向』

私が韓流ドラマに興味を持った理由のひとつが、日本と同じ文化のルーツを持っていながら、ちょっとエキゾチックな韓国の暮らしを垣間見られること。

家の内装なんかも、ちょっと日本とは違うと感じます。
なんだか色遣いが面白いです。

木材の色が明るいです。

今の日本の家の内部って、基本的に大壁造りで、木の家の質感はないですね。
石膏ボードに白い壁紙クロスを貼って売る家ばかり。

でも『パスタ~恋が出来るまで~』の厨房見習い君の家とか、他にも見られる木の質感の内装、質素な暮らしだけど明るい感じです。
マイ・スイート・ソウル (甘い(タルコマン) 私の(ナウィ)都市(トシ))』 (2008年)の主人公ウンスの部屋も、どこか日本と違う感じでした。

   
さて、TVではユン・ウネの魅力がいっぱいの『お嬢様をお願い!』(Take Care Of Agasshi)が終わりまして、個人(ケイン)の趣向(Personal Taste 2010年)』がはじまりました。



ラブコメです。
主人公の男性は「俺がシティハンターだ」(『シティハンター in Seoul』のお父さんの印象的なセリフ)のイ・ミンホ(チョン・チノ役)。
ユンソン・パクサと同じ感じのキャラで、建築家って設定がハマりです。
彼は金属質の内装の部屋が似合います。

で、相手の女優さん(ケイン役)がこれまた妙な顔立ち、だらしなさ極まる女性で、こりゃどんなもんじゃい、というのが今のところの感想です。

   

では、本題に。
なんか謎を秘めた感じなのが、ケインが住む相婟材(Sanggojae)という韓国式伝統家屋。
チノ씨はこの家のような建築物を設計しなければならなくなった、というお話しです。



瀟洒な感じの家です。
この佇まいに近い印象というと、日本の寺社仏閣?
沖縄の古い家?

でも設備系は今風なんですよね。
こういう家に住みたい、と思う人も多いと思う。

だけど、この家のどこに設計コンペの勝敗を決める設計ポイントがあるのでしょう?
チノ씨もあんまり家の造りを詳しく調査している感じでもないし。

キム・タックのお母さんが隠遁生活をしていた屋敷のロケ地も、まぁあんな感じでしたしね。
『オレスキ』のイ・ギュウォン(パク・シネ)の家、お隣のイ・シン(チョン・ヨンファ)の家も似てるけど・・・

ドラマを見ていけば分かるのでしょうけど、もしかしてサンゴジェって、奥がものすごく広いとか?
あるいは、ある種の音を共鳴する家なのかな。

   

さて、録り貯めた数話を観終えたところでびっくりしたのが、ケイン。
どこかのシーンで、うつろな顔をしていたのですが、そこで気付いた。
まさかーっビックリマーク
私の頭の中の消しゴム(A Moment to Remember)の、主人公のキム・スジン(ソン・イェジン)はてなマークビックリマーク

このドラマが制作される6年前、あんな清楚な役を演じたソン・イェジンが・・・
またすごい役作りだな~。