対応力の判断基準 | 『心を言葉に』北島侑果 公式ブログ

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あらゆる場面で人は

人の話を、沁(し)みるように聴く人と

斜(しゃ)に構えて聞く人にわかれるよ。


吸水力のあるスポンジと

水を弾く石のような違いをみるよ。


前者は人に学ぼうとする心の優(まさ)る人で

後者は自己のプライドが何より勝(まさ)る人だよ。



どんな内容をも

前者は自分に身に付けるべくひとつひとつ精一杯考えようとし

後者は自分には不要と高(たか)を括(くく)り深く考えることをしないよ。


それはつまり

前者は自分を見つめられる人で

後者は自分を見つめられない人といえるよ。


言い換えると

前者は人に何かを、与えられる人で

後者は人から何かをもらおうとだけする、受け身の人といえるよ。



前者はこう言うよ。

「自分がすべきことがわかったので

日々意識したいと思います。」


後者はこう言うよ。

「たくさんやることがあり過ぎて

どうしたらいいかわかりません。」


後者の逃げ口上(こうじょう)に

差し上げたい言葉のひとつは

心から笑顔になることだよ。



人の話を聴く人は

「わからない」と簡単に口にすることはないよ。

もしそういうことがあったとしても

何がわからないかをちゃんと説明できるよ。


人の話を聞かない人は

「わからない」と簡単に口に出し他人のせいにするよ。

自分を省(かえり)みることをしないがために

何がどうわからないかも説明できないよ。


その傾向は

人にも依(よ)るけれども

時間の経過にも依るよ。



前者に多いのは

人と己の心を通わせることで満たされる

謙虚で心豊かな人だよ。


後者に多いのは

人に己の立場を誇示することで満足する

傲慢で心ない人だよ。


自己分析はこう想像できるよ。

自分のような対応の人と会話をしたく、それが心地良ければ、自分は前者

自分のような対応の人とそもそも会話をしたくなければ、自分は後者といえるよ。





by侑果にゃん

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