責任者と労働者と住民と | 『心を言葉に』北島侑果 公式ブログ

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大和ハウスグループの

大和リースさんは


3月から自宅の目の前で

大きな建物の解体工事を

しているよ。



平日から土曜日

早朝から夕方までの

4ヵ月間の施工計画だよ。


しかし日曜以外に休みの多いわたしは

せっかくのお休みも長期間、騒音に悩まされることを憂い

少しでも時間を遅らせてもらえないかと相談のお電話をしたよ。



ふたつ道を挟んだところで

同じように早朝から解体・建設工事をしている鹿島建設さんの音さえも

寝る時に耳栓を付けるも煩(うるさ)くて寝ていられないよ。


水道やガス工事も平気で朝4時から工事を始めるけど

人の平均睡眠サイクルを知らないのか責任者の神経を疑うよ。

またそんな時間に働かされるお父さんたちのことを思うと胸が痛むよ。


大和リースさんは

親身に相談に乗ってくれて

午前中の予定を遅らせ

防音対策も見直してくれたよ。



大和リースさんに相談する前に

建物の管理者である役所に相談したよ。

だけど追い払うように断られたよ。


その対応に国(行政)のやり方を思ったよ。

どこかのダム工事の着工を、反対する住民に相談もなく

予め自分たちに有利な決定をした上で

相談会と称して住民を集め、事実上、報告会とした事例だよ。


彼らにとって大切なのは

自分たち組織側の都合(利益)であり

住民側の思い(生活)なんてどうでもいいよ。



人としての原点を忘れてでも

利益を追求するその先に

一体何が見えているのかと思うよ。


住民との話し合い

労働者との話し合いという

人としての原点(思い遣り)を実践する(経過の)先にこそ

人としての生きる意味や喜び(結果)は見出せるものと思うよ。


責任者の方々には

ひとりの声はもとより

人を限定しない声にも

同じ人間としての配慮をされることを願うよ。





by侑果にゃん

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