こういう時、どんな顔をすればいいのか分からないの。
だって、観たこともない光景なのだもの!なんだコレは頭パーンになりそう!
映像が、微粒子レベルで顕微鏡レベル。
これがCGアニメーションの現在なのか。チビる。ぃや、チビった。ジョジョジョジョ・・・・!
開いた口が、とうとうエンドロールになるまで閉じなかった。
比喩ではない、本当に。
実写版ファーブル昆虫記ですか、『ダーウィンが来た』ですか。
というか、だ。
これ、実写じゃないらしいよ・・・
人が作ったのか、この景色を。
・・・狂ってる!(確信)
しかも、このキャラクター、この展開・・・狂ってる!(白目)
日本語吹替版はとても良い出来。
アーロ役の石川樹の名子役に始まり、松重豊、安田成美、片桐はいり、八嶋智人ゲスト俳優もいるのだけれど、さすがディズニー・ピクサー製作だ、とっても自然。
企画を途中から引き継ぎ、相当に苦労したというピーター・ソーン監督は韓国系でピクサー初のアジア系監督。
だからなのか、この繊細さと妥協しない感じ、キャラクターの自由度。
ピクサーの中では異質で、独特!ウェーイ!
ほんわかストーリーだと思っていた自分に、ドンマイ。
トリップ感が猛烈。
自分、毒キノコ食べたかな?って思いましたから。
気を抜くと、トラウマシーン目白押し。
場内の子どもの皆さんは大丈夫なのか。
迷子の恐竜アーロと、はぐれ者の少年。
おうちを目指して、二人連れ。
彼らの姿には、ソーン監督が移民2世だという出自も影響しているのではないか。
ぃや、それよりもそもそも、コレって恐竜ですか問題。
もはや、新生物。
少年にしても、少年・・・なの?
生態系も常識も、まるで無視。
人間、創造主はじめました、という言葉が浮かぶ。
やばい。子供向けの皮をかぶったマジキチ生物映画だ。
キモ美しくて、ホントやばいから。はい、傑作。
『アーロと少年』 THE GOOD DINOSAUR 2015年・アメリカ
スクリーン日本語吹替版
[関連作品]
ピクサー製作 『インサイト・ヘッド』『アナと雪の女王』『モンスターズ・ユニバーシティ』『シュガー・ラッシュ』
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