『クリード チャンプを継ぐ男』 CREED 2015年・アメリカ
本日発表されたアカデミー賞は逃したけれども、観客の心は逃さない、それがロッキー。
私事ながら、生涯ベスト1映画が『ロッキー』なのです。
ロッキー・バルボアの実物ガウンを目の前にして失神したババア(当方)が観るロッキー新章。
『ロッキー』で拳を合わせたアポロの息子が登場である。
ロッキーが、アポロ・ジュニアを育てるのである。
ジュニアは現代っ子だから、なんだかんだでハングリーとは違う。
つまり、これはロッキーの焼き直しではなく、新たなクリードという物語。
結果、泣きましたよね。号泣。
墓参りで、すでに号泣。
ロッキーは年取ったなあってね。
クリード・ジュニア役のマイケル・B・ジョーダンは体も作って、アポロに似てるなあってね。
ポ、ポーリー・・・!?ってね。
ロッキー=シルベスター・スタローンを口説き落としたライアン・クーグラー監督はリズムも演出も現代風。大きな機会を作ってくれたと思う。
何しろ、『ロッキー』公開から39年。
クラシックだからと、観ていない世代も増えた。
若者たちが『クリード』を観て、ファースト・ロッキーに遡る。
そうして超絶不朽の大傑作がまた息を吹き返すのだから、ありがたい!
『ロッキー5/最後のドラマ』でロッキー・ジュニアを演じたのは、2012年に亡くなったセイジ・スタローンであった。
スタローンの愛息である。
だから今作で、息子を育て直しているような姿に胸が熱くなる。
実際に再びロッキーを演じることで、スタローンは立ち直れたのだそうだから。
それに、アポロにもきっと、報いたい思いがあったんだろう。
ボクシングシーンも大迫力。
ロッキーのテーマが流れる。
その最中、そんなことを思って、また、号泣。
スクリーン
[関連作品]
シルベスター・スタローン 『大脱出』
マイケル・B・ジョーダン 『クロニクル』
ロッキーのガウン⇒ハリウッド博物館
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