![心が叫びたがってるんだ。](https://stat.ameba.jp/user_images/20150929/17/kitaco127/37/e1/j/o0200028213439324282.jpg?caw=800)
『心が叫びたがってるんだ。』 日本・2015年
近年で最も泣いたアニメが『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』TVアニメ版。
それはもう号泣であった。
ヒックヒックである。
夜中に大泣きしている中年女性である。恐怖。
略して『あの花』のスタッフによる新作は『心が叫びたがってるんだ。』のタイトルで、略して『ここさけ』らしい。
この、あざとさ!好きです。
高校生である。
男子と女子が、もどかしい季節だ。
トラウマを抱えた女子の闇は根深く、声が出ない。
対する爽やか男子のイケメンぶりが、天井知らず。
白神山地の清流のよう。
言うなれば、『キャリー』におけるアメフトマンの役割なのでそうなるのだろうけれど、とにかくイケメン。
こんなヤツはいないレベル。
そんな2人とクラスメイトが挑む、ミュージカル公演。
アニメを観ているわりに、声優事情に疎いので恐縮なのですけれども、どのキャラも皆、芝居も歌唱も上々で、声優さんは上手いなあと実感。
主演女子の水瀬いのりは歌声も伸びやか。
イケメン男子役の内山昂輝は、もちろん声もイケメン。
そんな中で、母親役は吉田羊!とっても芝居が良いので嬉しい。
長井龍雪監督、岡田磨里脚本、田中将賀キャラクターデザインと、『あの花』スタッフが結集。
埼玉県秩父のロケ地は変わらず。
何しろ、『あの花』が素晴らしすぎたから、あの衝撃を期待してしまったが、それは誤りだろう。
音楽が肝なので、懐かしの歌曲・楽曲もいーっぱい。
エンディングテーマは乃木坂46で、キレイな歌声。
出だしの3分ほどがとても上手く、一気に引き込まれる。
あの流れの脚本は、最高だ。
トラウマを抱えて喋れなくなった少女の、後悔と戸惑いと。
その少女のアレコレがリアルに面倒くさく、喋れないといいつつ結構喋っていた印象で、何やら微笑ましい。
女子ってメンドクサイものなのだなと、男子は大変だなと。
曲がり角や水たまりもあるから、青春。
はるか遠くにある自分の青春に、ぐいっと引き戻される感じ。
こういう映像世界は、こちらを浄化してくれる。
ありがたい。
ところで『あの花』のキャラが映っていたらしいけれど、どこにいましたか?
![映画](https://emoji.ameba.jp/img/user/uk/ukilico/426677.gif)
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