![スマグラー おまえの未来を運べ](https://stat.ameba.jp/user_images/20140513/02/kitaco127/d3/76/j/o0180025412939499929.jpg?caw=800)
『スマグラー おまえの未来を運べ』 2011年・日本
なんじゃこりゃあああ。
普通に劇場公開してたじゃないですか。
だから普通の映画かと思うじゃないですか。
ところが蓋を開けてみたら、異常!
異常映画!
と思わず、カイジ化してしまうほどのアブノーマル。
すごひ。
わけのわからないテンション。
笑いと緊迫の狭間に転がる肉体。
グングン巻き込まれていくこちらのテンション。
アクションは打撃系。
どこまで本当にやっているのか気になる立ち回りであり、CGとの融合ながら、印象としては『ザ・レイド』風。
『背骨』という素敵ネーミングな安藤政信が、眩しすぎて目がくらむ。
特異キャラクターをモノにしている躍動力は、何事か。
『内臓』役のテイ龍進、実は姿の美しい人なのだと初めて気づいた。
妻夫木聡見たさだったのに、思わぬ収穫がゴロゴロ豊作。
永瀬正敏の人物造形はもちろん、松雪泰子も満島ひかりも実に漫画的。良い意味で。
殊にヤクザを演じた、オウム飼育員・高嶋政宏のサイコっぷりがすげえ!爆笑してしまった。オムツ芸、極まれり。
石井克人監督は、『闇金ウシジマくん』作者の原作マンガを三次元に構築。
キャラクターの風貌に違和感がない。気がします。
妙なCGもあったりするけれど、世界観が均一だ。
チャイニーズ・マフィアと、ヤクザと、運び屋。
中国語のリズムに縁どられた三つ巴戦。
役者のテンションがずっとMAXで。
キャラクターがヘンチクリンで。
賛否両論の、おそらく否が勝つような顛末で。
清純派は泡を吹くようなド変態作品。
これまで自分はドMかと思っていたけれど、コレがハマったということはドSだったのだなあ(確信)と、感慨深い。
己を知れて、ありがとうございます。
![映画](https://emoji.ameba.jp/img/user/uk/ukilico/426677.gif)
[関連作品]
妻夫木聡 『小さいおうち』『愛と誠』『マイ・バック・ページ』『ブタがいた教室』『ジョゼと虎と魚たち』
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