$世界映画博-クロユリ団地

『クロユリ団地』 2013年・日本 


自分との闘い。

映画の日が土曜、3本ハシゴ予定、3本目は寝てしまったらどうしよう。
絶対に負けられない戦いだ。

結果、3本目の心配は、杞憂。
2本目のコレで寝たからだ、スースーだったからだ、完敗。


ジャパニーズ・ホラーならではの色味。
雰囲気は満点。
薄暗くて、嫌悪感もある。

が、立ち上がり早々に、謎のカメラワーク。
団地一周が長く、『ニーチェの馬』のオマージュ疑惑。

で、気がつくとウトウトしている。
おそらく、スクリーンから何かが出ていると思われる。何なのかは分からない。


主演の前田敦子が、チェコのサッカー選手・ロシツキー似(※)なのは有名ですけれども、アップの度に激似なので、ゴール前の勇姿を思い出して気が散るのを、何とかしたい。

前田センターは言われるほどの大根ではなく、絶叫には可能性もある。
ただ、無言時に表情がゼロになるので、ビデオを使っての反復練習が有効かと思われる。


成宮寛貴が美しいので、センター前田が霞んでしまったのは気の毒だ。

手塚理美には、色々と驚いた。

貞子の父・中田秀夫監督は今回、伝家の宝刀、ちょっと見えのシーンが無い。どうしたことか。
柳ユーレイが出ていなければ、中田作品とわからないのではないか。
ひどく寂しいではないか。


特別な展開はなく、聞き慣れたオバケ話。

終盤はウトウトから一転、笑いの波。
しかし、笑いは望んでいないので、弱る。

和製ホラーが大好きであり、中田監督作品が好きであった。
と、過去形になってしまっている。
大丈夫だろうか。

やはり、あまりにもハッキリ見える悪意や存在は、アメリカ霊にも似て、怖さはない。
怖がりたいので、続編があるならば、当方も一緒に頑張りたい気持ち。



※ロシツキー選手の写真を↓貼りました。

$世界映画博-ロシツキー



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