⚫︎大切なものは増えるのではなく減るもの




中尾亜由美です。


大切なものは増えるのではなく減るもの
いい言葉だと思いませんか?


昨晩、レイトショーで、『怒り』を観てきました。
邦画って、中々興味が持てませんが、これは観たかった。


『妻夫木聡くんて、いい作品に出るよね〜悪人とかさ。』
と、旦那さまに話ていました。…ら、原作が同じ方だった!
悪人も好きな映画だったので、こりゃ興味あるハズだと思いました。


大切なものは増えるのではなく減るものって、50年生きてきて、納得できる言葉だった。
友達も気の合う最低限の人数でいい。
仕事もアレコレちまちまやるより、軸を決めようと思って、色んなものをやめた日でもあった。


怒りって、愛してる人を守るためにもあるし、
馬鹿にされた時に感じたり、
好きな人を信じられなかった自分に感じたり、


色んな怒りがある。


私は、冷めてるところもあるので、人を100%信じてないところがあります。
でも、それは自分や相手のために数%置いているのです。
100%信じたら、何かあった時に許せなくなるから。


それが、怒りにもなります。
人ってそんなものよね、と、思っていると人を憎まなくなります。
自分を守る術でもあります。


多分、それは何度もひどい目にあってきているから。
何かあった時に、人を、自分を、許したいと思う気持ちもあるからでもあります。


冷静な気持ちでいたいと思うし。


この映画は、その信じる事がテーマです。
信じきる事で起きる悲劇や、信じられなかった事への後悔など。


人をどう信じるか、とても考えさせられる映画でした。


私は、なぜかエンディングロールで、ジワ〜っと泣けてきました。


妻夫木くんの、美しい裸体にも注目ですわよ2つハート