時期的なものなのか 矯正パーマが増えてきました。

以前の失敗 というわけでもないのですが ハナヘナしてれば矯正かけなくても大丈夫・・・なんて公言してしまって・・ ヘナ客に振ってしまった事も有りました。本音を言うと嘘ではないのですが 癖の程度により であって 矯正がなければ無理という髪質も多いので 理想としては両方を併用しながらやっていただけると良いですね。


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            ありがとうございました・・・
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中間へナ(通称さんごうコンプレックス)の方法も 徐々に完成しつつあり 需要が増えてきました。 時間がかかるという問題もありますが 既にヘナをされている方などは 覚悟の上で時間を取って来ていただけるので 大変ありがたいです。

★今日の中間ヘナのお客様

軟毛で細くて癖が強く 更に白髪も出てきて ホームカラーすると最近沁みる・・
矯正は定期的にかけるけど・・ペタンコになるのも困る ハリコシが無いとまとまらない
という髪質です前回は・・8ヶ月前に矯正とヘナ染め(別々)月1回程度 セルフのアルカリカラー
セルフの市販へナも時期はわかりませんが試したそうです。

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細くて軟毛で ふわふわしてしまう癖毛 しかも白髪もあります。癖を伸ばして 色も入れて 更にハリコシを持たせたいというご希望です


以前ここでヘナをして 調子は良かったのですが 遠くの方なので滅多にこれない・・ でもやはり癖はどうにもできないので 同時にできるならやりたいという事になり 毛先のラウンドも出来る範囲でやってみました。

薬剤は 根元 強い薬 中間~毛先は弱い薬 で 1剤処理後にカットして 中間へナ40分
アイロンは普通にかけて 毛先だけあのアイロン(ホットロールブラシ)で巻き ラウンドさせて 2剤ブロム10分+シャンプー台でオキシ5分のWで・・・ 大体形になってきました 以前と同じやり方で ブローのみの仕上げで こんな感じ

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画像でみても 伸びと発色は大丈夫そうです。それと 髪の質感が変ったのは判ると思います。1本1本が強くなった感じで でもゴワツキとかはありません。

カットしたので 毛先のまとまりとかは良いのは当たり前なのですが ブローすると ラウンドをアシストするっていうか 綺麗に内側に入ります。

お客様は 手触りとか 同時に色がしっかり入った事や ハリコシが出たことによる"しっかり感”を大変気に入っていただけました。 

ヘナはカラー剤 という考え方も多いのですが 今までやってきた検証などから 毛髪を強化できる処理剤として もっとこういう使われ方も広まって欲しいとも思います。 

そろそろ理屈をつけて考えてもいい頃かな?という事で 科学的な根拠はついてないので あくまでも想像とと見える範囲で まずハリコシUPについて理屈です。 

このヘナという処理剤の正体は 髪の内部にまで浸透する独特の樹脂成分(脂質と言ったほうがいいのかな)だと思います。以前撮った写真ですが

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ヘナ抽出水(Hローション)の水分を飛ばすと 樹脂になります(右側)。

これが自体が低分子(髪の構造より小さい)で髪の中に入りタンパク質にくっついて1体となり 結果として髪を強くすると考えます。(タンパク変性して傷みが悪化とかは無いと思います) 


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白髪を1回染めたもの(左)と 6回連続で染めたもの(右)この断面画像を撮るのは苦労しました・・

素人が撮ったものなので ピントが甘く判りずらいですが・・ 回数重ねたものは明らかに奥まで入り込んでいるのが確認できると思います。
どのような構造でくっついているのかは・・はっきり言って判りません。ただ タンパク質が傷みで欠損した内部に 樹脂のようなものが加わる事で 髪そのものを強化出来ていると考えます。

"ヘナをしたらハリ コシがアップする”といわれるのは 髪内部にヘナの樹脂成分が入り込んで 髪を強化したため と言う理屈で良いかと思います。

併せて 矯正パーマ中の 一番入りやすいタイミングで入れることができるので 通常より多く入り また パーマ2剤の酸化作用により 定着と発色が早くなるというメリットもあり

ここまでは 自分では自信を持って”中間へナは効果あり!!”と改めて感じています。

豊橋での勉強会では この事を中心に 矯正+中間ハナヘナと 中野さんのタンニンパーマを使ったストカール そして 面白い実験をされている方(美容室こころさん) や(BUTY CABさん)
に 自分自身も刺激を受けたいと思います。