カットのことを書いてみます。






先週のRYOさんの 毛量矯正の 続きです ちょっとレアというか・・ マイクロフェチな内容なので


必要ない方は ココに飛んでくださいwww




 にほんブログ村 美容ブログへ
にほんブログ村
_______________________________________________________________________________________



モデルさんの髪をBOOCAさんに無理を言って分けていただきました。




さんごうのブログ






先ず最初のモデルさんのカットされた髪の拡大ですが 毛先は 斜めにカットされているようです。





さんごうのブログ さんごうのブログ


毛先の状態  斜めでした   根元側の今回カットされた毛先は ほぼ垂直なブラントカット







多分スライドカットの切り口と想像しますが 毛先を収めるためには これは必要な技術でしょう。


そして今回 フレンチカットグラン(以下FCG)でカットされた断面は 垂直なブラントカットになっています。 つまり切り口からは傷み難いということですね。 スタイルはボブ風ですが 毛先に向かって毛量はグラデーション そして 表面を除いて軽さのためにレイヤーが入っているということですね・・ って小難しい言葉になってしまいますが 図解するとこういうことです。





ついでですが 癖毛の残りなのか 毛先付近で気になる箇所があり 引っかかりました。 その部分の拡大画像なのですが 原因は・・ なんでしょう?





さんごうのブログ


毛先付近のうねりのある箇所の拡大 癖の捩れの残りなのか 多少引っかかる気がしました。これは矯正パーマでないと直らない??


あとのモデルさんの方ですが





さんごうのブログ






セニングの段差が残っています セニングの歯の形と思われます FCGで切られた面は こちらもスパっとブラントカットの面になっています




さんごうのブログ さんごうのブログ


毛先の状態 セニングの形状なのか波状に切れています 今回切られた箇所は やはり垂直にスパッと切れています



 





比較のため 自分が使っているセニングの断面と 切り口も載せておきます 




さんごうのブログ さんごうのブログ





さんごうのブログ


切りそこないが発生します・・ 枝毛の原因になりやすい








このハサミは 17%の梳き率ですが 構造がわざと逃がして切るので ラインが出にくく なじませるのには良いのですが 切り口は揃わないため 時に切り損ないの髪も出て これが枝毛の原因にもなります 名誉のために言いますが 自分自身は ショートの限られた部分にしかセニングを使いません。








合わせて ここでヘナの話になるのですが 以前 検証したようにヘナの髪に対するトリートメント効果として 樹脂成分が髪の奥まで入り 更に傷んだ箇所や 毛先や 枝毛の開いた部分をふさごうとするような作用があります。 





さんごうのブログ さんごうのブログ


以前乗せた画像ですが 枝毛の開いた箇所にへナが入り込み蓋をした状態になっています。 へナの樹脂というか 色からして これが傷んだ箇所にくっついていると思われます。





FCGで 極力カットのダメージを避け いたんだ部分は減らして 更にヘナによる補修をするのは かなり合理的な使用方法と考えます。 (ただ 自分自身は言ってるでけでまだ導入していませんが・・) 


多分このことは 8月27日の勉強会”楽しくヘナをやってみよう IN 松本”で RYOさんが話してくれると思われます。(丸投げww)