最近「お灸」と「鍼」に週二回通っている。
もとより「鍼」は大好きだが、お灸に関しては何度逃げ出したことか・・・
もぐさの香りは好ましい。何やら薫ずる香りが立ち込めると温かな気持ちになってくるというのに・・・いざ自分の背後で「カチカチ・カチカチ」と火を付ける音がきこえるともうイカン!
「せんせい、そのカチカチという音はなんですかあ~」と、小さい声で質問するが、先生は私の恐怖の声を無視して
「カチカチ カチカチ」と音を鳴らして何かを私の背中などに載せるのだ。
それ何?カチカチ山の音ですか?違う!私の背中が火事だ~~!とカーテンの中のベットで一人パニクり、たいていは
2秒くらいで「ギブで~す!!」と喚く情けない患者なのだ。
先生「中学生でもコレ気持ちいいっていうよ」・・・・と、おっしゃいますが、
中学生だろうが中高年だろうが、背中が燃えるのが嫌いな人間はいるだろう? そんな反論をしてきた10年。
ところが、先日は10年ぶりに「鍼だけ」ではなくて「お灸」もしてもらった。この耳閉感と、耳鳴りと脳味噌漏れと左半身麻痺が少しでもよくなるなら、何でもする所存です!と叫び、カチカチ山に耐えたところ
全然熱くない。
耳の横にお灸載せてるのに、何も感じない・・・・
そして西洋医学でも漢方でも何を飲んでも悪化の一路をたどっていた手足麻痺感が「4か月ぶりに」一瞬去ったのである・・・・すごいわ。
え~~~~~っと。ここまで書いて「はて?私は何を言いたかったのか?」思いなおしてみた。
そうそう「ツボ」とか「経絡」とか、人体の深さの計り知れなさについて感じ入った!という報告だ。
今まで言葉上「ツボ」って知っていたが、今回初めて体感したような気さえする。
「ツボ」を一つ抑えただけで➡ 耳閉感や脳味噌ぐるぐるこぼれ感や、左半身マヒさえ影響するん?!!
恐るべし「ツボ!」。
(だいたい「ツボ」ってどういう意味ですか?と思って調べたところ以下の意味だった。
4 矢を射るときにねらう所。矢壺。
5 物事の大事なところ。急所。要所。「―を押さえる」「―をはずした質問」
6 ここと見込んだところ。「それでは相手の思う―だ」
7 灸(きゅう)や鍼(はり)の治療で効果のある、人体の定まった位置。)
経穴については、現在WHOでもその効果が認められているとのこと。・・・摩訶不思議なる日中の秘儀ではないのだ。
特に私の危なかった症状の末端神経系(耳の奥の内耳の神経を付いてしまっただけなのだが、耳痛だけではなく、なぜか関係ないはずの舌や左半身や頭半分や足が麻痺していた)は、西洋医学の大病院では
「所見上治ってる」という。(鼓膜などすばやく再生できて、もう手術の必要がないので、先生的には「治ってる」そうだ)
しかい、実際の生活で困っていた(動けない、下向けない、しゃべられない、パソコン打てない)のに
「たかがツボ」一つで全身に感覚がいきわたるとは!
で、何を言いたかったのかやっと辿り着いたが、昨日の読売新聞見ましたか?(私は見てない)。
九州一円の日曜版にて、私のお掃除のコツを掲載していただいているようだ(朝から知らない方から電話がバシバシ入る事で判明した)。
そこで私がお掃除について語ったことは、いわば「ツボ」なんです!
「そのツボだけ抑えてほしい!ぜひ!」という事なんです!
その不思議な一点をだまされたと思って(だましちょらんけん)抑えると、全身に効果がある(家全体にキレイが広がる)。
>まさに「ツボ」やけんっ!!!