きららのキセキ② ~入院~ | Le Lien Eternel~永遠の絆~

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チワワの女の子2匹のママです。
きらら(2019年2月21日、脳腫瘍のため14歳6ヶ月でお空の住人に)
アリス(17歳・白内障・僧帽弁閉鎖不全症・気管虚脱・腎臓病…お家点滴が始まりました)



この記事は、最愛の娘きららの、
僧帽弁閉鎖不全症の手術(僧帽弁修復術)の記録です。

初めてお読みになる方は、
「きららのキセキ① ~異変~」からお読み下さい。



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2月6日からフォルテコールの服用は開始したものの、
週明けくらいから日に日にきららの呼吸が気になるように。。。

常に深呼吸をしているように体が大きく動く。

そして、寝ている時などの安静時にもかかわらず早い呼吸。。。



2月11日(水・祝日)



お天気が良かった為、気分転換を兼ねて、
パパも一緒に久しぶりにちょこっとだけ散歩に行く。

アリスはパパに任せ、私はきららのペースでゆっくりと。

歩きたくなさそうだったら抱っこすればいい。

途中何度か抱っこしつつ、クンクン隊をしながらゆっくりと…
でも、久々のお散歩を楽しんでいるようにみえた。

帰宅後は、時間の許す限りヒーリングを続けていたが、
響きは完全になくなることはない。

おやつも夜のご飯も、
いつものように目を輝かせて要求し、美味しそうに食べるけど、
変わらず呼吸は気になる。



そして夜。



きららの呼吸がやっぱり気になる。ますます気になる。



「このまま一晩越したくない」

「もし一晩越したとしても、明日、
この状態のきららを置いて仕事になんか行けない!」

と、時間が経てば経つほど不安が押し寄せてくる。



22時を回った頃、パパに相談し、
とりあえず24時間対応の動物病院に電話をしてみることに。



この病院は、
きら☆アリをお迎えした時からお世話になっている病院の系列病院。

電話に出てくれた先生に症状を伝えると、
「できればすぐに連れてきて欲しい」と言われ、
すぐに用意をして車で病院へ向かった。



病院までは車で15分程度の距離。

病院に着くと、すぐに先生が出てきてくれて、
受付もそこそこにきららの胸に聴診器を当て、
そのままきららを抱っこして酸素室へ連れて行ってくれた。



それだけ症状が重いということなのだろうか…



少し待たされた後、先ほどの先生が出てきて、
私たちより先に来ていた患者さんに断りを入れ、
私たちの方が先に診察室に通された。

そこには2枚のレントゲン写真。

先生は心臓脇の白くぼやけた部分を指しながら、
肺に水が溜まっている…いわゆる肺水腫が起きていること、
それにより呼吸が苦しくなっていること、
今夜から4~5日間入院し、利尿剤を使って、
肺に溜まったお水を排出させる処置をすること…などを、
丁寧に、わかりやすく説明して下さった。



運が良いことに、
この日の当直の先生は循環器専門の先生だったのです。



でも、まさか入院になるとは…



翌日まで待たずに連れてきて本当に良かったという思いと、
おかしいと感じた時にもっと早く連れてくれば良かったという悔やみ、
心配で心配でたまらない気持ち…



帰りの車内では、私の涙腺は既に崩壊してしまったのでした。



③へ続く。