きららが心臓の手術(僧帽弁修復手術)をするにまで至った経緯を、
少しずつ書いていこうと思います。
構成など、まだ何も決めていないため、
UPした後も書き換える可能性がありますが…
ここから続く記事が、
同じ病気を持つワンちゃんとその飼い主さんの参考になれば幸いです。
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タイトルに入れた「キセキ」には、
奇跡と軌跡、両方の意味が入っています。
今回きららが歩んだ軌跡はごく短い期間の出来事でしたが、
私達にとっては1日1日がとても長く、苦しい、辛い日々でした。
この軌跡を、これから奇跡に変えて行く。
ううん、既に奇跡は起きている!
そう願いを込めて♪
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2015年1月下旬。
抱っこした時、きららの心臓の音が依然より手に響くように感じる。
薬をまだ飲んでいないとはいえ、
2014年6月の段階で心雑音は確認されており、
「僧帽弁閉鎖不全症」の初期であることには違いないので、
ナーバスになっているから気のせいかもしれない、と思う。
今振り返ってみると、正確には、
気のせいであって欲しかったんです。
でも、ほぼ同じ時期に、パパも同じことを言い出した。
アリスと比べると鼓動が大きいと。。。
そう感じるようになった直後に、
かかりつけ医での月イチ健診があったのですが、
いつもの私なら先生にすぐに確認するはずなのに、
なぜかこの時は切り出さず・・・
というか、聞くのを忘れていました。
「悪化している」と言われるのが怖くて、
無意識に聞かないようにしていたのかもしれません。
怖いと言っている場合じゃないと我に返ったのはその1週間後、
アリスが鍼治療でお世話になっている東洋医学の先生の一言からでした。
実は、2014年終わり頃から、
きららも一緒に東洋医学の診察を受けるようになっていました。
東洋医学も万能ではありません。
心臓病には西洋医学のお薬の方が効果があるのだそうです。
でも、血液をサラサラにするなど、
心臓の負担を軽くするための漢方薬ならあると聞き、
きららにも漢方薬を処方して貰うことにしたのです。
鍼の先生は胸に聴診器を当てません。
「脈診」と言って、(動物の場合)後ろ足の付け根に手を当て脈を診ます。
脈拍の強さや早さ、リズムなどから患者さんの状態を診立てるのです。
その日、きららの脈を取るや否や、
「きらら、心臓のお薬はもう開始した?」と聞かれました。。。
地元の主治医の次回健診は1か月先に予約していたのですが、
急遽2週間早めて貰い、2月6日に再び受診。
主治医によれば、心雑音自体のステージは変わっていないものの、
レントゲンを撮ってみたところ、
前回(2014年8月)より若干心臓が大きくなっている。
大きくなった分、抱っこなどで触った時、
鼓動が感じやすくなったのだろうということでした。
ステージに変化はないが、
そろそろお薬は開始した方がいいということになり、
ACE阻害薬のフォルテコールを1日1回、飲ませることになりました。
お薬を開始したことについては、
「とうとうこういう時期が来てしまったか」と思う気持ちもありましたが、
お薬を飲ませることで良い状態を保てているお友達もいる為、
ちょっとした安心感もありました。
でも、この数日後、事態は一変したのでした。。。
②に続く。