2014年12月からNPO法人エル・コミュニティ主催で開催してきた
「さばえプログラミングスタートアップforキッズ sponsored by SAP」

こどもパソコン、IchigoJamでBASICを学んできた子ども達。
その集大成として昨日、「こどもハッカソン」を開催しました。

こどもハッカソン

午前中会場:「らてんぽ」


午前中はSAPジャパン吉越さんによるアイデア講座(デザインシンキング)。
プログラミングができても、アイデアが出ないとアプリ作れません。ゲーム作れません。
貴重です。SAPさんのデザインシンキングが学べるなんて。
思考についての勉強をした後、チームに分かれて実践。

ペルソナ(仮想人物)をたてます。
今回のテーマは
「鯖江のまち歩きが楽しくなるアプリ」。
誰を喜ばせたいの?どういう人を楽しませたいの?そしてその人はどんな人?


考え込む子。ポストイットに次々に書いていく子。
様々です。注意点、考え込まない!なんですが、最初は難しいですね。

各チームには、学生団体withの学生にサポートに入ってもらい、
思考が停止している時は助け舟を出してもらいました。

ペルソナが決まったら、その人を楽しませるためのアプリのアイデアを出してもらいます。
最初はもぞもぞしていた子も、慣れるの早いですね。さすが頭が柔らかい。
次々とアイデアが出るようになり、どのチームもどういうアプリを創るか固まりました。

「らてんぽ」のある商店街では、第2日曜日ということで
誠市・ご縁市が開催されていて賑やか。
子ども達にwithの学生達と一緒にお祭りを楽しみながらお昼ご飯を自由にとって
リフレッシュ&頭を柔らかく!

そして、会場を目の前の「市民ホールつつじ」に移しここからはハッカソン。
みんなの師匠、jig.jp福野さんからSwift講座。
IchigoJamで学んできているからか、みんな理解できている・・・!!!


素人的にはかなり難しいと思うのですが、真剣に聞く子ども達。


途中、何度も「休憩だよ。お菓子食べていいよ。」と言ったのに、
アプリ作りに熱中する子ども達・・・
真面目というかなんというか。本当に好きなんですね、プログラミング。
大好きなことには熱中しますもんね。


チームで助け合い。
ストーリーを創る子。デザインする子。せっせとプログラム組んでアプリ作る子。
途中、福野さん、with学生(高専生)に教えてもらいながら短時間でアプリ作成。


もっと時間ほしい!と言われましたが、そこは問答無用で時間通り切らせてもらいました。
ここは大人対応。
でも、みんな作れてる!
バグがどうしても解決しなくて・・というチームもいましたが、
プログラムは組まれているし、アイデアは面白いしちゃんとストーリーもある。

プレゼン、初々しい・・・


プレゼンする機会なんて高校とか大学生にならないと経験しないですよね。
人前で話すってとても勇気いるし、小中学生だと慣れてないしとても緊張したと思います。


チェックポイント式の街歩きアプリ。
街歩きをしてポイントを集めるアプリ。
鯖江の街を歩いてモンスターを倒そう!というアプリ。

どれも実際に使えそうなアプリ。
今後もプログラミングスクールは開催するので、デザイン含め完成させてほしいと思います。
そしてみんなに使ってもらおう!

朝から夕方まで。
頭ずっと使いっぱなしだったしとても疲れたと思います。
本当にお疲れ様でした。

今後、鯖江の、日本のIT推進を牽引していくようになるかもですよ。

<関連ブログ>
jig.jp福野さん:こどもの創造力を解放しよう! まち歩き x 地図アプリ x オープンデータ、こどもハッカソン in 鯖江

学生団体with:こどもハッカソン潜入の巻