年始の株式市場は下落先行となる公算大! | 投資情報をぶった切る ”金脈真贋” 株式サイトとメルマガを毎日100チェックしている ダンディーMのブログ

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世の中に氾濫している株式情報を本物、偽物を問わずぶった切ります。
皆さんが、株情報を目にした時の真贋力を養い、自らの売買シナリオで儲けることを目標としています。

どうも、ダンディーMです。

日本市場大納会以降NYダウ3日間合計は、高値18043ドル、安値17731ドルあって、206ドル安17832ドルで週末引けとなりました。

 

ドル円は、安値118.86円、高値120.74円あって、30日東証終了時点からは、0.08円安となる120.49円で終了。

 

CMEは、安値17200円、高値17585円あって、大証終値17360円からは25円高、17385円で終了しています。

 

NYダウ206ドル安(30日東証終了時点ダウ先物は16ドル安)、ドル円は乱高下の末ほぼ変わらずで戻っているのに対し、CMEは大証終値から大幅マイナスとはならず、プラスで戻っていることは不可解ですが、225先物はほぼ変わらず、日経平均株価は中幅安で戻ることになりそうです。

 

現状チャートを簡単に整理しておくと、日経平均株価は12/8高値18030円に対する12/29に付けたこれより低い2番天井17914円から連続大陰線により、大納会30日には5日移動平均線を値幅が丸ごと下回り今後の下落を示唆する形になっています。

 

これを否定するには、少なくとも17914円を超え引けする必要があり、これが実現できない限り下落方向に支配され、12/17に付けている押し目底16672円を割れ引けしてしまうとブレイクアウトの売り転換が確定します。

 

ただし、これまで同様日経平均株価をリードするNYダウが崩れない限り、日経平均株価チャートが独自の下落波形によってその動向が支配されるかどうかは不明です。

 

また、日経平均株価日足はそのように目先崩れる可能性を示唆するチャート形状であっても、週足は13週、26週ともに移動平均線はしっかりとした上向きであり、崩れるような気配はありません。

 

したがって、現状チャートを見る限りでは、目先下落調整となる可能性はあっても、本格的な崩落へと繋がる気配はないということになります。

 

 

一方、225先物動向からは事情が異なります。

 

こちらは、チャートには現われない重要ポイント17550円を大納会にて陰線割れ引けした以上、その下の重要ポイント17100円をまずは目指す可能性が高くなっています。

 

その際、17100円を守りきれば、17550円までのボックス内で動くことになり、次にどちらか抜いた方向に動きやすくなります。

 

ただし、昨年の消費増税のために無理に買い上げた後、今度は自民党を圧勝させるためにさらなる無理な買い上げを実行したことにより、どこかでその歪により大きく下落する可能性が存在するのに対し、政府は昨年末までに比較して、当面無理に買い上げていく必要性はありません。

 

これらの事情を加味すると、年始はNYダウ次第ではあっても、高騰は考え難く、急落はあり得ると考えておく必要があると思います。