11/8NYダウは、27686ドルで寄り付き、高値27694ドル、安値27578ドルあって6ドル高27681ドルで終了。
米中で発表内容が異なっていた追加関税の段階的撤廃について、この日トランプが改めて否定したことから、期待が萎み一時ダウは95ドル安まで下げましたが、しかし今回もトランプの演出ではないかとの見方が拡がり、引けにかけてプラスに戻しての終了となりました。
また、4日連続で買い転換に失敗していたナスダックも、この日はダウに続いて史上最高値更新絡みでの買い転換となっています。
大証終了時点に比べ、ドル円は変わらず109.25円、CMEは90ドル高23470円で終了しています。
先週の日本市場は、米雇用統計発表からのダウ暴騰を受け、日経平均株価は、前週に超えられなかった節目23000円を大きく超えるギャップアップスタートとなりました。
その後はもみ合いとなり、金曜には中国から発表された追加関税の段階的撤廃に合意との報道や前日ダウが大幅高で戻ったことなどから、この日も大幅ギャップアップでのスタートとなりました。
しかし、金曜はギャップアップから値を伸ばすどころか、一時マイナスになるまでじりじり値を消し、その後も反発できないまま大陰線で週末引けとなりました。
日経平均株価が、ダウ先物やドル円動向に拘わらず、久々独自に下落したことなどから、相場反転の可能性が浮上していましたが、
週末ダウが下髭陰線ながらプラスに戻して終了したことや、ナスダックもやっとの買い転換になったことなどから、週明け日本市場が再び上値トライに戻るのかどうかに注目することになります。
仮に、ダウがさらに史上最高値更新を続けるようであれば、日経平均株価も再び年初来高値更新に向かうことになるのでしょうが、調整ないまま上昇を続ければ続けるほど、その先どこかで急激に崩落する可能性もどんどん高まっていく考え方に今だ変更はありません!
*ここのところ毎回同じようなコメントしか書きようがないので、市場に変化が起きるまで、こちらは一旦休載することにします。皆さんくれぐれもお気を付けください!