自衛隊員が南スーダンで犬死 5 | きなこのブログ

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安倍首相の「駆け付け警護」の実績願望で南スーダンに行かされる隊員に何かあれば、安倍首相の責任だ。
http://31634308.at.webry.info/201611/article_19.html
 
今日、駆け付け警護の任務を付与された、青森の第九師団の自衛隊員350人の壮行会がなされた。
 
稲田防衛大臣は、「全員無事の帰国を」と述べたそうである。
 
隊員の年代は20代~40代ということである。
 
隊員は自衛隊に入隊するとき、まさか銃撃戦もありうる紛争地に行かされるとは思わなっただろう。
 
自衛隊の仕事は何事も命令の世界である。
 
行きたくないと思っても、「行くことを拒否」は出来ない。
 
本当に無事に戻ってきてほしい。
 
南スーダンに居る政府軍、反政府勢力も、自衛隊が銃を使うかもしれないとことは、わかっているはずである。
 
当然、今までの自衛隊とは違うと見なしているだろう。
 
政府軍と反政府軍との間で衝突があったとき、自衛隊は自分たちを脅かす軍隊だと見なすだろう。
 
先に起こった衝突で国連職員を襲ったのは、政府軍であることがわかっている。
 
南スーダンのPKOには、米国、欧米軍は参加していない。
 
憲法違反をしてまで日本国民を危険にさらす。
 
報道陣は、家族等へのインタビューは排除された。
 
家族もつらい。
 
家族のだれもが嬉々として送り出しているはずがない。
 
田中1佐は現地情勢について「衝突が起きているのは承知しているが、首都ジュバは比較的平穏だと思う。」と述べたそうである。
 
比較的平穏なら、海外渡航危険度に最高のレベル4は付けない。
 
また、そもそも駆け付け警護も必要ないのだ。
 
何事も無いことを祈るが、何かあれば、「政府、安倍首相」の責任である。
 
現地で偶々衝突が起こり、民間人を殺してしまった場合の身分の保証は、国会でも議論されていない
 
自衛隊員が殺人者になってしまう可能性も否定出来ない。
 
そんな状態で、駆け付け警護の実績を作りたいためだけに行かされる隊員たち。
 
犬死にだけはしてほしくない。
 
 
駆け付け警護
壮行会、緊張ピリピリ…青森の陸自部隊
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
軍事的手段で権益を推進する方向の重大な動き。
 
奥さんは耐え切れずにハンカチで涙を拭き、家族3人が抱き合った」ついに自衛隊が「駆けつけ警護」の新任務を負って南スーダンへ 隊員たちの生命は守られるのか――!? 2016.11.20
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/346720
 
命令する人物、夫名義で、戦争産業の株を持っているという露骨な構図。
 
 
栄誉、栄光、権威などで感激する人たちがたくさんいる。
 
褒められれば嬉しいというのは単純すぎる。
 
そんな感情を権力が利用してきた。
 
権力は名誉やカネのために何でもやる個人や集団を作る。
 
官や軍隊、警察、刑務所、そして日本の裁判所だ。
 
国家と企業は深く干渉しあっている。 
 
権威と暴力で大衆を怯えさせるのを国家秩序と呼んでいる。 
 
この調子だから日本人が自分の良心に自信を持てない。
 
「勝てば官軍負ければ賊軍」といういやらしい精神になる。 
 
権威への依存は危険で不潔だ。 
 
デモクラシーの原点は、個人の自由と幸福追求の権利を妨害する国家の監視である。
 
国家の権威に感激し、追従して、互いを監視し干渉しあう国民性が息苦しい日本にしている。
 
この国民性は非常に危険だ。