国威発揚にオリンピックを利用したヒトラーと安倍晋三 | きなこのブログ

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国威発揚五輪とあべさまのNHKはどちらもいらない
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-e19c.html
 
リオデジャネイロで開催されたオリンピックが幕を閉じた。

閉会式には小池百合子東京都知事、安倍晋三首相が競うように登場した。

しかし、こんな姿を喜んだ主権者は多くない。

アスリートが切磋琢磨してスポーツに打ち込むことは素晴らしいことだが、そのアスリートを取り巻くすべてのものが醜悪である。

結局、巨大な利権に企業も人間も群がり、政治屋はオリンピックを政治利用する。

スポーツマンシップは利権と打算によって薄汚れたものにされてしまう面が強い。

このオリンピックについて、NHKが仰天解説した。

さすがは『日刊ゲンダイ』

8月22日付本紙で早速この問題を取り上げた。

「五輪メリットは「国威発揚」 NHKが憲章と真逆の仰天解説」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188253/1

「ビックリ仰天した視聴者も多かっただろう。21日のNHKの番組「おはよう日本」。オリンピックを扱ったコーナーで、「五輪開催5つのメリット」としてナント! 「国威発揚」を挙げていたからだ。」

「おはよう日本」に登場した刈谷富士雄解説委員は、

「何のためにオリンピックを開くのか。その国、都市にとって何のメリットがあるのか」

と投げ掛け、五輪のメリットとして真っ先に「国威発揚」を示したのである。
 
『日刊ゲンダイ』が指摘するように、この見解は、オリンピック精神の根本原則を示す「オリンピック憲章」の考え方の真逆のものである。

ゲンダイはこう記す。

「JOC(日本オリンピック委員会)のホームページでも「オリンピズムってなんだろう」と題したコーナーで、こう記している。

〈『人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会を奨励する』というオリンピック憲章の精神は、戦争や独裁政治、国威発揚とは相いれない〉」

JOCの「オリンピズムってなんだろう」と題したコーナーは、こう記述している。
http://www.joc.or.jp/olympism/education/20090201.html
 
 
ゲンダイはこれらの事実を踏まえて、こう記す。

オリンピックを国威発揚の場にしたのがナチス・ドイツ

聖火リレーの導入やサーチライトを使った光の演出など、ヒトラーは権力を世界に見せつけるため、徹底的に政治利用した。

その反省から生まれたのが、オリンピック精神の根本原則を示した「オリンピック憲章」だ。」

NHKの刈谷富士雄解説委員はオリンピック憲章が定めるオリンピックの意義の真逆の方向でオリンピックを捉えて、なんと「国威発揚」オリンピックの第一の意義として解説したのだ。

さすがは「あべさまのNHK」だけのことはある。

表彰式で君が代が流れると、日本選手が君が代を斉唱していたが、7月3日の結団式で森喜朗氏が、

「どうしてみんなそろって国歌を歌わないのでしょうか。国歌も歌えないような選手は日本の代表ではない。私はそう申し上げたい」

と発言した場面が重なり、極めて嫌味のあるものになってしまった。

結団式では「国家独唱」だから参加選手は「独唱」を聴いていたわけだが、森氏としては、やはり「国威発揚」のオリンピックに出場するのだから君が代を歌えということだったのだろう。

スポーツは良いものだし、スポーツマンシップも良いものだが、こうしたスポーツを金銭利用したり、政治利用する周辺の行動は不快以外のなにものでもない。

政治利用、金銭利用のオリンピックなら、東京で開催する必要などまったくない。
 

安倍晋三首相は、オリンピック憲章「政治利用禁止規定」違反、世界に恥を晒し、「総裁任期延長」は無理な話
http://blog.kuruten.jp/itagakieiken/358980
 
オリンピック憲章(Olympic Charter 1996年版)は、「61.宣伝と広告」において、以下のように定めている。

 「1.オリンピック・エリアにおいては、いかなる種類のデモンストレーションも、いかなる種類の政治的、宗教的もしくは人種的な宣伝活動は認められない。
 
オリンピック施設の1部であると考えられるスタジアム、およびその他の競技エリア内、およびその上空ではいかなるかたちの広告も許可されない。
 
スタジアム内あるいはその他の競技グラウンド内では、商業目的の装置や広告用の看板などの設置は許可されない。
 
2.なんらかのかたちでの宣伝や広告を許可するための原則および条件を決定する権限は、IOC理事会だけが持つものとする。」
 
リオ・オリンピック閉会式(8月21日夜=日本時間22日午前)で披露された東京を紹介するアトラクション映像の後、人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオに変身した安倍晋三首相が、突然、土管から現れて自己アピールした「サプライズ」が、「オリンピック憲章が禁じている政治利用違反に当たる」として、国内外から顰蹙を買い、厳しい批判の的になっている。
 
 
ドイツ第3帝国のヒトラー総統が、「ベルリンオリンピックを政治利用した」のと二重写しになっているのだ。
 
端的に言えば、「安倍晋三首相は、オリンピック憲章に無知なのか」という極めて恥ずかしい批判だ。
 
世界に恥を晒し、「総裁任期延長」は無理な話なのだ。
 
オリンピック憲章「政治利用禁止規定」違反、世界に恥を晒し、「総裁任期延長」は無理な話なのだ。
 
 
 
この勘違いカップルが嫌いです。
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201608/article_114.html
 
安倍土管マリオにしろ、真珠湾明恵にしろ、何か、自分たちが大衆から愛されている重要な存在だと勘違いしている。
 
間抜けなパフォーマンスが、愚かさを際立たせるだけ。
 
下品で知性の欠片も感じさせない。
 
所詮は、裏社会が納得する偽総理候補が安倍晋三しかいなかったから選ばれただけ。
 
米国1%と在日裏社会の都合で選ばれた愚鈍。
 
成蹊大学を卒業していない高卒と聖心学園内の落ちこぼれ専用の聖心女子専門学校卒の才媛(犀猿)のカップル。
 
嗚呼、世界の人々にこんなのが日本の代表だとは思われたくない。
 
「日本の裏社会の代表」に過ぎないのだから。
 
三流の人士が跳梁跋扈する日本。
 
 
安倍首相の、前のめりの姿に幼稚さと危うさを感じる
http://31634308.at.webry.info/201608/article_20.html
 
安倍首相が、1回4000万円位かかる600人程乗れる政府専用機B747で、リオに何しに行くのかと思っていた。
 
主役は小池知事だけでいいはずである。
 
蓋を開けてみれば、スーパーマリオの縫いぐるみを来ての登場であった。
 
その映像の中で、国会を背景として、専用車の中でドヤ顔をして映し出されたのには幻滅した。
 
いくら、オリンピックのための演出とは言え、アニメストーリの演出に乗るということは、一国の長としていかがなものか?
 
このアイデアは森元首相の勧めという。
 
このパフォーマンスを見て、二階氏が記者の質問に、安倍首相は東京オリンピックまで首相でいる気だと言い切った。
 
外国の聴衆には、びっくりマリオだったかもしれないが、敢えて行く必要もない閉会式に、国税を使って行く前のめり過ぎる姿は、国威発揚にオリンピックを利用したヒトラーの姿と重なる
 
また、その幼稚さ、焦りと危うさを感じる。
 
 
1936年ナチス政権下のベルリンオリンピック
https://www.ushmm.org/wlc/ja/article.php?ModuleId=10005680
 

ナチス・ドイツで開催された「ベルリン・オリンピック」
http://inri.client.jp/hexagon/floorB1F_hss/b1fha621.html

 

 

 

東京オリンピック と カジノ利権