朝、東北で地震がありました。

東日本大震災の余震とも。すごいスパンですね。

1週間程度は大きい地震が続くようですのでご注意ください。

 

本日総務委員協議会が開催されました。

 

●●委員協議会とは、議会前に各委員会の内容について事前協議する場です。

これまでの事業の進捗報告などもあります。

議決などは致しません。

 

 

その中で、給料表の経過措置の廃止がありました。

 

給与の重なりの解消を。メリハリのある人事給与制度

↑私としては2014年の6月議会から提案し続けている内容です。

 

【課題】
課長よりも給料が高い課長代理や
課長代理よりも給料が高い係長
などの給料の逆転現象があることで、
(お金が全てとは言いませんが)
管理職昇級試験への受験率
現在非常に低くなっている

職務職責に応じた給料制度になっていない

ということに対して

【原因】
給料表自体が逆転現象を
生じやすい構造となっている。

ために、

【提案】
重なりの少ない給料表に改善してはどうか。

 

そのためには、

2016-11-21 18.17.55.jpg2016-11-21 18.17.55.jpg

 

この、グレーの部分をなくすことを提案していました。

 

 

職務職責に応じた給料制度という点からは

厳密にいうと、以下のようになっているのが理想であると思います。

給与1.png

 

さすがに、完全重複無しは難しいと思いますので、

給与2.png

こういう感じかなと思います。

 

現実はこのようになっています。

給料最高最低H27.png

重なりの表H27.png

(2015年12月時点:職務職責に応じた人事給与制度。給料表の重なりについて。

 

これまで「経過措置として設けている」とのことでしたが、

「経過措置の期間が長すぎるので改めるべき」と主張しておりました。

 

そして、これから廃止していくという話になったとのことです。

 

 

ちなみに、

廃止する号給の適用を受ける職員については、

実施日の前日に受けていた給料を支給する措置を講じることとし、

引き続き、検証していきます。

 

とのことです。

つまり、現給保障ということなのでしょうか。

検証していくというところが気になりますので、

また確認していきます。

 

 

ただ、これまでは、グレーの部分ですが、

昇格していなくても、給料が上がっていましたので、

一歩前進と言えるでしょうか。

 

 

 

併せて、管理職手当の増額がありました。

2016-11-21 18.17.50.jpg2016-11-21 18.17.50.jpg

課長代理の管理職手当が4.5万円から5万円に。

新設された副主幹の管理職手当が4.5万円。

 

前者の課長代理の増額は、

給与の重なりを解消する観点からの増額。

後者の副主幹については、

複線型人事(スペシャリストとジェネラリスト)の観点から新設です。

 

 

 

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枚方市議会議員 木村亮太(きむらりょうた)

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