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美は胃腸から・・・
腸内フローラからエイジングケアを考えるナースキュア代表・胃腸良子です。
本日は、婦人科外来の患者さん。
自分が働いていた病院に患者として来るのは変な気分です。
先日の胆のうポリープの精査でCTを受けた時に見つかったもの。
それは子宮頸がん疑いというものでした。
一般の女性がこの『がん疑い』という言葉を目にしたらまずはショックを受けるものでしょうが、私は『ああー来たね、そろそろこういう時期だな』と冷静に受け止めてしまうので、みんなから可愛げがないと言われてしまいます。
でもそれには訳があります。
女性ホルモンが激変する40代後半から50代前半にかけて、急に増え始める『がん疑い』。
本日はそのカラクリと状況についてお伝えいたしますね!
子宮の細胞が激変する年齢【更年期の身体の変化を受け入れる】子宮がん検診
加齢に伴い子宮も老化していきます。
更年期を迎える頃、エストロゲンの減少とともに萎縮性変化が現れます。筋層筋繊維の萎縮、変性により子宮は収縮しはじめます。子宮の重量は50歳頃には若い女性の30〜50%くらいまで減ってしまします。
また、子宮内膜も萎縮し薄くなり、分泌物も低下します。
子宮を支えている靱帯や組織も老化のため緩んでしまい、子宮をしっかりと支えることが出来なくなり、子宮下垂や子宮脱を起こすことがあります。
子宮の中の自浄作用も弱まり、大腸菌による膣炎を起こしその炎症が子宮に及ぶこともあります。
そんなホルモンバランスの変化から、子宮の頸部や体部の細胞にも異形性変化(正常な細胞の形ではないこと)が多くみられるようになります。
子宮頸がんはヒトパピローマウイルスが子宮頸部に感染する事が原因で発症します。ヒトパピローマウイルスは皮膚や粘膜のどこにでもいるウイルスで150種類以上あります。そのうちの15種類ほどが子宮頸がんの発症に関与しています。
このウイルスは性交渉によって感染しますが、ヒトパピローマウイルス感染はありふれたもので性病とは異なります。女性の80%は生涯に一度は発がん性があるヒトパピローマウイルスに感染しますが、ほとんどは免疫によって排除され一過性です。排除されなかったヒトパピローマウイルスの感染が5〜10年持続すると約0.1%が子宮頸がんに進行します。
子宮頸がん検診では1%の確立で精密検査が必要になると言われています。
しかし、子宮頸がん検診の癌の発見率は0.06%、つまり精密検査が必要な人の100人中6人に癌が発見される割合になります。
ではなぜ、100人中94人は癌ではないのに検査で引っかかるのか?
それはハッキリと癌細胞と認められるもの意外に、細胞の形が正常に見えないものも精密検査が必要と分類するからです。
子宮頸がんの細胞の分類は以下の通りです。
更年期を迎える私達アラフィフ女性は、以上のような細胞の変化があるんだと言うことを頭にいれた上で、検診を受けていかなければなりません。
不必要に癌を心配する必要もありませんが、エストロゲンの減少による子宮の変化から目を背けてもいけません。
いままで以上にきちんと一年に一度の検診を受けるようにしましょう。
ちなみに私はCTで子宮頸部肥大と指摘されました。
その後、もう一度子宮頸がん検診をすると、細胞の変化が見られました。
classⅢa ASC-USというレベルです。
このように異形細胞が発見された場合、次に何をしなければならないかというと?
組織診(コルポスコピー)です。子宮頸部の組織を一部取り細胞の様子を詳しく観察します。
組織診での異常のレベルにより、次にしなければならない治療法が決まってきます。
ちょっと難しくなってしましましたが、とにかく私は子宮頸部の細胞は変化がみられますが、癌ではありません(たぶん・・・)。でも、疑わしきはチェックをするのが癌に負けない方法です。
乳がん、子宮がん、大腸癌、アラフィフ女性に押し寄せる可能性。
自分は大丈夫、なんてことは絶対にありません。
どうぞ皆様、心配は種の内に解決するようにしてくださいね!
多くの病院は29日が仕事納めだと思います。
今年の病気は今年のうちにご解決下さいませ。
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胃腸良子