425冊目 こまった人たち/カレル・チャペック | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「こまった人たち」カレル・チャペック著・・・★★★

ひょんなことから平穏な日常が一変してしまう人間社会の不条理を、ユーモアと鋭い批評眼で綴るチャペコマニア待望の短編傑作集。スペイン市民戦争やナチスドイツの台頭、歴史上の侵略者を皮肉る寓話や警句は、混迷を深める世界に生きる21世紀の全人類必読。


昔の勢いは何処へやら。。。( ̄Д ̄;;

すっかり読書熱も冷め、ブログ更新も間々ならず。

それでも、前回との間に3冊ほどここで紹介出来ない本(決して怪しい本ではありません)を読んでますんで、読んでるって言えば読んでるんですが、文芸物はすっかり減ってます。


数学系の小難しい本を立て続けに読んでるんで、ちょっと息抜きにと思って見つけた本書。

表紙がユーモラスな絵だし、短編だったんで読んでみた。

チャペックは1冊読んだことがあるが、作風はやはりユーモアとシニカルさを併せ持った人間、文明、社会風刺。

気分的にもう少し易しいものを期待したけど、ちょっと重さがあって読み疲れた。


次は久しぶりに文芸物を読んでみよう。


こまった人たち―チャペック小品集 (平凡社ライブラリー)/カレル チャペック
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