391冊目 ミスター・ヴァーティゴ/ポール・オースター | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「ミスター・ヴァーティゴ」ポール・オースター著・・・★★★☆

俺はけだもの同然、人間の形をしたゼロだった。師匠に拾われ、誰一人なしえなかったことをやってのけた。各地を巡業し、人々を魅了した…。20年代を背景に“空飛ぶ少年”の飛翔と落下の半生を描く、ポール・オースターのアメリカン・ファンタジー。


オースター’94の作品。

貧しかった少年が、師匠に拾われ厳しい修行に耐え空を飛べる様になりアメリカ各地を巡業し2人は大金を手にするが、その後波乱に満ちた人生を送る。


今まで読んだオースター作品の中ではストーリー性が強く饒舌で、物語として面白く読み易い。

しかし、カフカの様な理解し難く奥の深い作品を期待するオースターファンにとっては疑問符が付く作品だろうと思う。

何かあっさりとした感想になってもうた。。。(;´▽`A``


ミスター・ヴァーティゴ (新潮文庫)/ポール オースター

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