390冊目 コズモポリス/ドン・デリーロ | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「コズモポリス」ドン・デリーロ著・・・★

時代の寵児として、超巨大ハイテクリムジンから秒単位で投資を続ける男はその日、たちまち巨億を失う危機にあった。だが、その渦中にあっても繰り返される無軌道なセックス、狂気と見まごう振る舞い、背後には、忍び寄る殺人者の手…。幻想でしかない金に狂奔し、身体性を忘却した男は、N.Y.横断後いったい何を目にすることになるのか?現代アメリカ文学最大の巨匠が放つ極上のサスペンス、哄笑に満ちた都市の伝説。


★1つというのは本書がダメという訳では無く、私の読解力の無さです。。。ort


著者は現代米文学を代表する作家で、ノーベル文学賞候補の常連として高い評価を受けているようです。

図書館に行くと毎度、この人の代表作「アンダー・ワールド」が目に止まって手が伸びるんですけど、その厚さに躊躇して引っ込んでしまうんです。

代わりに本書を捲ってみたら扉に「ポール・オースターに捧ぐ」って書いてあったんで手始めに読んでみた次第です。


ストーリー性は無く上記の説明文にある通り近未来的な設定で為替相場のトレーダーの(非?)日常を描いてるんですが、雰囲気は村上龍のような感じ。

現代アメリカの風刺がテーマなんでしょうが、ちょっとぶっ飛んでて私の盆暗頭では理解不能。

2/3を読んだあたりで挫折しました。


次はもう少し易しい本を読みます。。。A=´、`=)ゞ


コズモポリス/ドン・デリーロ
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