251冊目 ダイング・アニマル/フィリップ・ロス | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

ヘタな読書も数撃ちゃ当る

ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「ダイング・アニマル」フィリップ・ロス著・・・★★★

60を過ぎた老批評家ケペシュに美しい乳房を持つ若い愛人ができた。美しい体への執着は、せまりくる老いと生への渇望を想起させ、初めての嫉妬にとらわれる。そして大きな喪失感に苛まれた別れから8年、ふたたび彼の前に現れたとき…。


先日読んだフィリップ・ロスに再度挑戦。

60歳を過ぎた男ケペシュと24歳で美しい体を持つキューバ人女性とのラブストーリー。

ケペシュのモノローグ形式で文章は平易で危惧していた難解さは無い。

しかし、本書は物語というよりも「老いと性」について考察したノンフィクション色が濃い。

面白いか、面白く無いかと聞かれれば。。。

面白くは、、、無い。(^_^;



ヘタな読書も数打ちゃ当る