242冊目 いつわり/フィリップ・ロス | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「いつわり」フィリップ・ロス著・・・番外

現実と虚構の危険な戯れ―。小説家はここまで背徳的になれるのか?妻のある男と、夫のある女が、隠れ家のベッドで延々と交わす背徳の会話。いかがわしくも倫理的な作家・ロスの魅力を凝縮した作品。


作者は現代アメリカ文学を代表する作家の一人で、ノーベル文学賞候補として村上春樹などと共に度々名前が挙がっている。


数ページ読んで、「むむっ???」「まさか??!」「なんじゃこりゃー!!!」

なんとこの本、最初から最後まで2人の会話だけなのでした。

まあいいやと思い読み進めたが、不倫の男女の会話というのは分かるが、状況描写が無いので”いつどこで”すらも分からない。

会話の内容も何か1つの事について話していればストーリー性もあるのだが、話題は断片的で自分の旦那や女房に対しての愚痴や今日の出来事的な世間話のような会話が続くばかりで、作者の意図がまるで見えない。

結果、1/3位で挫折。。。orz

最後まで読めば何か収穫があるのかもしれませんが、もし何も無かったらショックが大きいのでやめときます。

選択を誤まりました。。。(T_T)


いつわり/フィリップ ロス
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