172冊目 私が殺した少女/原尞 | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

ヘタな読書も数撃ちゃ当る

ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「私が殺した少女」原尞著・・・★★

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…


270ページの本書を読むのに5日もかかってしまった。

つまらんストーリー、スピード感も刺激もない展開、個性の無い主人公、何の驚きもない結末。。。

なんとかかんとか読み終えたという感じ。

本作は直木賞を始め、前述したこのミスや文春の数々のミステリーベスト作品に入っているが、どうしてこんな作品が入選しているのかまったく理解に苦しむ。

何が”現代の名作”じゃ。┐( ̄ヘ ̄)┌

先に読んだ稲見一良とは雲泥の差です。

もう少し入賞作(選出者)のレベルを上げてもらう事を期待します。


私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)/原 りょう
¥714
Amazon.co.jp