「私が殺した少女」原尞著・・・★★
まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…
270ページの本書を読むのに5日もかかってしまった。
つまらんストーリー、スピード感も刺激もない展開、個性の無い主人公、何の驚きもない結末。。。
なんとかかんとか読み終えたという感じ。
本作は直木賞を始め、前述したこのミスや文春の数々のミステリーベスト作品に入っているが、どうしてこんな作品が入選しているのかまったく理解に苦しむ。
何が”現代の名作”じゃ。┐( ̄ヘ ̄)┌
先に読んだ稲見一良とは雲泥の差です。
もう少し入賞作(選出者)のレベルを上げてもらう事を期待します。
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