自然保護に関する署名のお願い】動物達の声なき声(信介じゃない)を聞き逃すことなかれ | 儂は悪くないぞ!松平が!松平の奴が悪いンだ!

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 北海道では、鉛弾の使用・所持禁止が法律で定められているのに、未だに絶滅危惧種の天然記念物であるオオワシなどが鉛中毒で死んでおります。

大日本猟友会ホームページより、鉛中毒がおこる流れの解説

http://www.moriniikou.jp/index.php?itemid=33&catid=18&blogid=11

 今、滝川クリステルさんの一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルが、鉛弾頭、鉛散弾を狩猟で使用禁止にしてもらうための署名運動を下記のページで行なっています。

一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル(WEBサイト)

www.christelfoundation.org/

一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル(フェイスブックページ)

https://www.facebook.com/christelfoundation/timeline

 この運動の正式名称は

『狩猟における鉛弾(ライフル弾、散弾)の使用禁止をいますぐ、日本全国で。』です。

(署名募集ページより)

賛同してくださる方は下記アドレスから

http://goo.gl/qkMwto

  この署名運動は平成27年(2015年)2月15日から一年間、署名を募集した後、環境大臣に提出し、今は北海道を中心に一部地域のみ禁止されている鉛弾頭、鉛散弾を日本全土で禁止しするよう政府に要請する予定です。


 この運動は猛禽類医学研究所という北海道で主に希少猛禽類を中心に自然保護活動している獣医医療機関が鉛撤廃を訴えのたのが始まりだ。

 猛禽類医学研究所

http://irbj.net/

代表: 齊藤慶輔さん

http://www.midoripress-aeon.net/jp/column/20141219_post_19.html


 昨年の衆議院選挙時に、猛禽類医学研究所がFacebookで鉛弾撤廃としてくれる政党を求めるコメントをだしたのだが、どこの政党から反応はなかった。動物は投票権を持ってないから当然の反応だろう。という冗談はさておき、Facebookに投稿された記事のコメント欄に書き込まれたことだから仕方が無い点もあるだろう。

 だからといって放っておくわけにもいかないので、私もFacebook内にある公明党のページなどから、いろいろと頼んでみたが(記事にイイネをつけると非公開の感想・意見を求められる)数ヶ月たっても何もレスポンスはなかった。

 それからしばらくして、滝川クリステルの財団クリステル・ヴィ・アンサンブルが上記の署名運動をはじめたというわけだ。猛禽類医学研究所の齊藤慶輔代表は、クリステル・ヴィ・アンサンブルのアドバイザーをしている関係で署名活動をはじめたようだ。

環境省発行のパンフレットは、下記の様なことが書いてある。

―環境省パンフレット 豊かな自然より抜粋―

『日本人は自然と共に生き、自然に対する繊細な感覚を磨き、自然を大切にする心を育んできました。

自然との共存、それは現在までこの国が発展を続けてきた大きな理由の一つとも言えるでしょう。.』

 今、日本が発展を続けてきた大きな理由の一つが失われようとしています。これは日本の危機であります。


 自分が、何故、この運動を支持するのかといえば、堀達夫知事時代に鉛散弾規制の署名運動に参加していたからだ。詳しくは興味が無い人も多いだろうから後で語るとして、まず、重要なところから。

 この運動は、とりあえず実現可能な北海道内での鉛散弾、鉛弾頭使用禁止が目標だったが、当時CO2削減など環境保護が声高(しかし、あの時のeco運動などの熱意は、どこにいったのか?)に訴えられていたせいか、環境庁も興味をもち、以下のような方針をうちだした。


『環境省 平成12年9月28日報道発表資料 鉛散弾規制地域の選定について  

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=1425


(3)鉛散弾の規制に関する環境庁の今後の方針

平成12年度の各都道府県による鉛散弾規制地域の指定を受けて、環境庁としては、平成13年度にかけて、規制地域における鉛散弾の使用状況や供給状況等についてのモニタリングを実施するとともに、その結果を踏まえながら、できる限り早期に、全国の全ての水辺域における鉛散弾の使用規制を導入すべく、対応していく考えです。

猟期より地域を限定した規制(都道府県が規制)から開始し、その推進状況を勘案しながら、逐次、規制を強化し、しかるべき時期に速やかに全国の水辺域全域における規制(環境庁が規制)を行う方針である。』

以上、引用終わり


 齊藤代表は知らなかったのか特に言及してないけれど、既に10年以上経過しているのにも関わらず。政府は鉛弾、鉛散弾関係を放置していたわけです。

 特に、当時、一部狩猟者から、絞りのきつい銃身や、古い銃で鉛より硬い散弾を撃ったらトラブルが起きるので、全国規模でやられるのは困ると抗議の声がありましたが、10年以上たってます。毎年、普通に射撃場や猟に行っていれば、銃身を交換する位(銃自体を新しい物に換えているのかもしれません)の時間が建っています。狩猟における鉛使用の禁止を求めるのは、まさに今なのです。
 狩猟者の数は年々減っているはずなのに、道外から北海道では所持が禁止されている鉛弾を持ち込むという不法を犯す者が減らないのは嘆かわしいことです。

http://hokkaido.env.go.jp/to_2015/post_18.html

 これは現在進行中の大きな問題です。右翼左翼などの主義主張を持たない動物だからこそ、色んな皆様の幅広い支援を、宜しくお願い致します。



 また、これとは別の問題ですが、上記リンク先に記述してあるように、死んだ大鷲の死体から鹿肉と鉛が検出されてます。では、大鷲は、どこで鹿肉を食べたのかといえば、鹿を狩った後、鹿を解体し、残った物=残滓をエゾシカ回収BOXという金属製の檻に捨てます。

 それが難しければ穴を掘って雪の下にうめるのですが、最近は肉を取って放置したり、解体どころか、撃った後、遺骸を放置する狩猟者がいるようです。

 参考の釧路関連ブログ

http://spiritofk.blog.so-net.ne.jp/2015-02-18

http://christelfoundation.org/news-blog/blog/ 食物連鎖が起こす、思わぬ二次災害.html
 放置された鹿の死骸に大鷲や、熊などの野生動物が群がります。特に冬眠に入れなかった熊は凶暴というか冬眠に必要なエネルギーが欲しいので食欲旺盛といわれております。例えば人里近くに鹿の死骸が捨ててあったらどうなるのでしょうか?

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/592782.html

 死骸の放置も北海道知事などにパブリックコメントから、北海道エゾシカ管理計画(第4期)(素案)にある(8)その他目的達成のための方策、②残滓の適正処理に記述されている普及啓発だけでは効果が無いから、具体的な数を明記しての回収BOXの増設と、罰則制定をなど求める意見を送りたいものだ。道外の自分より、道内の方々が送ってくれた方が知事への影響力はあると思うのだが・・・

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/kannrikeikaku-soann-ikennbosyuu.htm

 道内在住の方で、これを読んでいらっしゃる方がいましたら、何卒、ご支援のほど、よろしくお願い致します。





以下は読みたい方だけ読めばいい。

 こういった運動で北海道に関連したもので思い出深い出来事が二つある。

一つは先に述べた北海道で鉛散弾規制を求める署名活動だ。これは以前から小さい運動があったのだが成果がなかった。天然記念物である大鷲が絡むことで朝日新聞などに記事にもなったが続報はなかった。北海道新聞に規制を求める運動を始めたか方が載ったが連絡をしたら、既に終わっていた状況だったので、他の政策に対する意見公募であったが、その他欄に質問要望があれば何でもとあったので、この問題を裏面が埋まるくらい書いて送った。

 そのおかげで道から役人が一人、嘗て署名運動を行なっていた組織に送られ(新聞報道で私が知っているのは此処しかなかった。当時は考えがいあたらなかったけど、凄い無理なお願いをしたと思う。本当に申し訳ない)半官半民の組織で規制を求める運動をやっていこうと言う事になった。

 署名運動は、当初、札幌市などで土日を中心にボランティアの方々が街頭に立って行なわれたが、余り良い結果は出なかった。

 私は土日が休日じゃなかったが何もしないわけにはいかなかったので、道内にいる従兄弟に電話で、お願いしたのだが、札幌市外に住んでいる人達の返事が、用も無いのに札幌なんぞに来れないとか冷たいこと冷たいこと。

 数十件かけて成果0で凹むと、母が、自然保護活動に熱心なアノ人なら良い返事がもらえるからといって電話をかけてくれたのだが・・・誰とは名前を記さないが、その人物は、それは良いことだが面倒臭いといい、仕舞いには生意気なことを言うな、本来なら華族の自分のところに(署名の)用紙をもってくるくらいするのが筋じゃぞと言い放ったので呆れた私は電話を切った。

「この傲慢なクソ貴族どもめ!いや、庶民も庶民だ!こういう奴らしかいないから日本はくだらん戦争をして負けて堕落したのだ!これだから世の中は一向に良くならないのだよ!ええい腹だたしい!」と怒りを爆発させてしまったが、両親は冷静に「そんなこといってもしょうがないでしょ」「署名の為にお金と時間をかけて札幌にでてこいってほうが傲慢だろうに・・・」と言ってくるので「しかし、署名用紙をもってこいとかいうのは傲慢に他な」と、ここで自分の頭が固いことに気がついた。21時近くだったが署名団体に連絡を取り、用紙を送る方式でやらせてくれないか打診した。この方法ならば、ボランティアの方々を、わざわざ街頭に立たなくても良いし、相手に無理いって時間の都合をつけさせなくてもいい。

 署名用紙送付案は採用され、街頭署名と並行して行なわれるようになった。署名用紙送付が始まったことを告げる為に、まだ、日も経ってないのに再び誰かがマスコミの前に立たなければならなかった。代表の方は余りマスコミの前に出たくない人なのだが、起死回生の策の為に道新などの取材を再び受けてくれた。目的遂行の為とはいえ、なんとも申し訳ないことだと今でも思っている。

 だが、そのおかげで署名は数百から伸びなかったのが、三千、五千と増えていき、増えた頃に「良くやった、これからは大名の仕事じゃぞい、まかせておけ」と朽木さんや、久邇さんが合流した。なにするものぞと思ったが、親に署名を集めてどうするのと言われて確かに、その先を考えてなかったなと、万を超えたら役人の人が居るから、なんとかなると思ってたのだが、考え無しに動いていた。ここは経験者にまかせることにした。

 更に、もう一人、首長選挙にでようとしている男が、大学で環境学を学んだから、それを生かして出馬前に実績作りをしたいとかで来たのだが、そやつは先方(知事か道の役人かはわからない)に対して失礼な言動と態度をとり、謝罪も反省もしなかったので、久邇さんが、それと一緒に身を引く形で責任を取り、朽木さんが残ったのを憶えている。

 その後、順調に事は進み。いや、順調というよりは予定通りだったかもしれない。元々、久邇さんか、朽木さんに堀達也知事に伝があったようだ。知事側も報道などで事態の推移をしっており、渡りに船というよりは、思惑通りといったところか?立ち上げ当初から半官半民組織だったのだから。

 しかし、こういった署名運動が効力が無いケースもある。それが、もう一つの出来事だ。こちらは実際に運動に関わった訳ではない。当時、拉致被害者の会が全国で何度目かの署名運動を行なっていた。この署名運動は何度行なっても結果は同じであった。

 私は北海道中央バ 札幌ターミナル前で署名運動を見つけた。思い切って年配の女性の方に話しかけてみた。このままでは同じことの繰り返しだから、署名を渡すにしても、何かの報道や記者会見のついでに、首相へ直接渡しなさいと話したのだが、いや、そこまではしなくてもと拉致被害者の会の人達は否定的な反応だった。この時の署名は同じ運命を辿った。

 小泉首相はマスコミを前にして良く会見をおこなっていたので、これを利用するしかないなと私は思った。運良く全国を回っている拉致被害者の会が来たので、前と同じように話しかけた。一つ違う点は小泉首相が国会や委員会後に会見をしているを狙いなさい。新聞やテレビで今回が最後になるかもしれないと言ってたようだが、最後なら尚更です。同じようことの繰り返しよりは、結果を残せる選択をしてくださいと。相手は、わかりましたけど、何時わたせるのかと躊躇するので、兵頭さん辺りが予測できませんか、もし駄目そうなら連絡をください。他の政党に渡りをつけてみますというと、それならやってみますと答えてくれた。それから数ヶ月も過ぎた頃、突発的に首相に署名は手渡され、ご存知のような展開になった。署名の人数より、署名を集める拉致被害者の熱い思いが直接伝わったからだ。

 解放された結果、池内恵観などの右翼達が自分の力だ喧伝したが、もしそうならばネット右翼がブルーリボンのバナー(元は拉致被害者が始めたネット外の運動だがバナーは別)をあれだけホームページつけているのだ、安倍政権の下で多くの拉致被害者が解放されるべきだろうが、実際には遠のいているようにしか見えない。署名の数が多さなどではなく、拉致被害者の皆さんの思いと執念が呼び寄せた結果だと思う。正直な話、拉致被害者が解放されてから、北朝鮮拉致問題は右翼の飯の種になってしまい、問題自体が矮小化したようにみえる。とても可哀想なことだと思う。


 こんな感じで今は隠居の身だけれど、北海道在住時に自分が少しでもかかわってきた運動は全部良い結果を出してきたし、出さなければならないと思う。署名運動や募金活動をやって、あー良い事をしたというのは自己満足っぽいので余り好きではない。支持するから(される)には何らかの行動と結果が欲しいからだ。

 心游舎を支持するのも年数回と少ないながらも、直接、子供達と行動を供にして日本文化を楽しく伝える活動をしているからだ。もし、これが良くある団体の様に、年4~24回ほど小冊子を送ってくるような活動だったら、例え皇族が運営する団体でも支持はしない。


 今回の狩猟における鉛弾使用禁止の署名も、開始数日は千五百名を数えて、おおっつと思ったが、三千名前後で伸び悩んでいる状態に陥ってしまった。

 やはり、昨今のSNS離れや、ネットなのでネット環境が無い者に敷居が高いこと、運動の知名度が低いことがネックなのか?別問題で、ネットからなのでハンドルネームらしきものもあり、書名の有効性も厳しいと思う。

 はっきり言ってしまえば、この運動は後者の手段をとらなければ辛いだろう。環境大臣のは更迭されるかもしれないので安倍首相に鉛玉規制について興味をもってもらうことになるが、さて、どうしたものか?

 しかし、それをやるにしても一定の賛同者を集めて、この提案を政策として実行されることを望む者が、こんなにいるんだぞ!ってことを示さなければ、書名を渡しても挨拶をして、まったくそのとおりですね。善処するよう努力しますとか、有難うございます。これを参考に検討してみようかと思いますと相槌打たれて終わりだ。

 そうならないためにも署名は万を超えないと辛いだろう。今回は団体と関係ない立場だが、この運動を多くの方々に知ってもらう為に、どう動けば良いのか?と考えている。もう幾つかアイデアは浮かんでいるのだが、ちょっと前に組織する前に二名も犠牲になった件もあり、動く前に悪い結果がでるのは嫌なので、とりあえず何らかの動きを起こしますよ。いや、もう動いてるのかもしれませんがね。