心のブレーキとかメンタルブロックとか-より良く生きるための心理学- | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご機嫌いかがでしょうか?

心理コンサルティングオフィス ふくよしです。

今日のテーマは、心のブレーキとか、メンタルブロックとかについて書きます。


関連記事は⇒こちら


さて、本題です。

私の行動を阻止するのは、心のブレーキとか、メンタルブロックとかが原因であると思っている方がいます。

結構いるようです。

そして、ブレーキとか、ブロックとかが、自らの行動の邪魔する原因であるというように考えているようです。


これは、理系の功罪なのでしょう。

原因と結果、全体を要素に分解して観察するという習慣が、科学的思考の一般的方法だからです。

説明するのにも便利ですし、受け入れる人も理解しやすく、楽だからです。

人間の行動には、目的があります。

邪魔をする原因でなく、邪魔をする目的なのです。


つまり、心のブレーキとか、メンタルブロックとか、それがあるのは、それを必要としている人が、創り出した創造物です。

それが、邪魔をするから、私は。。。。と


行動をしない理由に、それを使っているのです(無意識的に)

ここでいう思考とは、エンジニアなどが製品の技術的アイデアについて、思考することとは、また違いますので、注意してください。



思考とは、とても便利なもので、行動をせずに、行動をした場合を仮定して達成することができるのです。

人間は、思考する力が発達しているので、すべて、行動をして確認していたら、身が持ちません。

想像とは、ある意味、行動にくらべエネルギーが低い状態で、様々なことを架空行動させることができます。

だから、とても便利です。

しかし、現実に行動をするということが減るかもしれませんが、適切な行動を選択するための方法なのです。


邪魔をする原因は、そのような目的を持った、思考、感情、行動の基礎となっている自己の信念系の問題なのです。

たとえば、

失敗すると信じている人(信念)は、失敗する行動をしています。

自分では気づかないようですが、きちんと失敗するような思考も感情も持っています。


創造性のある仕事をしたいと考え、いつも創造的に行動をする

他者からみれば、自分勝手に行動をしているようにみえる。

そして、組織ではうまくいかない

私は、組織ではうまくいかない。と感じ。孤独に感じたりする。

この組織の連中は、創造性のかけらもない。他人を認めようとはしない。

きっと、私の創造力の素晴らしさに妬んでいるんだ。と考え(ここで優越感を感じるから、組織で孤独でありながら、仕事を続けることができる)


しかし、そのような人は、創造性を活かした仕事を組織(他者)にネゴをとり、きちんと説明した上で

協力を求める行動はしません。

最初から、組織からはじきものにされることを(無意識的に)やっているのです。

そこに気づくことが大事なのです。


創造性がどうのこうのと言っている人で、組織でうまくいっていなければ、自分勝手で、独断的であったりするのです。

これは、目的が違うのです。

創造性ではなく、他者に対して、不適切なやり方で優越感を感じようとしているのです。

だから、組織からはじきものになるように自らしているのです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

心理学教育の必要性と心理学的思考法を広める活動をしています。

よろしくお願いします。