「客観視できますか?」というコメントをもらいました。
私は、すぐに、コメントの返答をしたのですが、一日中、気になってました。
統合失調症の方は、客観視することが、どうも、苦手らしいです。
今日一日、考えました。(仕事中も。)
誰にとっても、客観視することは、難しいと思います。
しいて言えば、かなり客観視できる人、そこそこ客観視できる人、ほとんどできない人のように、段階があると思います。
人間にとって、完全な客観的世界を、見ることは不可能です。(神様がいれば別ですが。私は、不可知論の立場です。人間には、神様の存在を、認識できないという立場。)
人間は、一人一人、幼児期などに作り上げた色眼鏡をとおして、世界を見てます。
色眼鏡をとおして、その人の主観的世界を、映し出します。
たとえば、二人の人が、全く同じストーリーの人生を経験したとしたとします。(現実には、ありえませんが。)
一人にとっては、楽しくて、味わい深い人生だったと感じて、もう一人にとっては、何の変哲もない、つまらない人生だったと感じたりします。(もしくは、最悪の人生。)
主観的世界とは、そんな感じです。
その人の見えている主観的世界が、客観的世界と、ずれていれば、ずれているほど、人生はいきづらくなってきます。
その人の考えている自分と、周りの人が考えている自分が、違うわけですから。
ストレスも、多くなってきます。
大人になるごとに、その見えている自分の、主観的世界を、客観的世界に、近づけていくべきなのでしょう。
心理療法は、そのために、あったりします。
話が変わりますが、統合失調症の方は、客観視するのが苦手だと思います。
統合失調症は、認知機能に、問題があるわけですし。
でも、健常者でも、客観視することは難しいので、そこまで、気にしなくていいと思います。
今日は、こんなことを考えてました。
また、自分なりに、哲学や心理学のことを、このブログに書きます。
それでは。
ランキングに参加しています。
よかったら、クリックをお願いします。(よかったで、いいです。)