広島への原爆投下などを取り上げた米作家の新刊書に事実関係の疑義が生じ、販売が中止された問題で、同書を原作とする映画の製作を表明していた映画監督、ジェームズ・キャメロン氏が、映画化の意思に変更はないとする考えを関係者に伝えていたことが分かった。同書の日本国内での著作権代理店「アウルズ・エージェンシー」(東京都)などに3日に届いた文書で「映画化の優先権を保持する」と明らかにした。
【関連記事】ジェームズ・キャメロン監督:原爆テーマ映画を構想 長崎で二重被爆者に面会
◇事実関係に疑義、原作が販売中止
この新刊書は、チャールズ・ペレグリーノ氏の「ザ・ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ(広島からの最終列車)」で、1月に出版された。キャメロン氏は文書で、自身が監督したヒット作「アバター」で科学アドバイザーを務めたペレグリーノ氏について「被爆者へのインタビュー取材における努力は議論を差し挟む余地はない」と評価し「具体的な製作予定は確定していないが、その意思になんら変わるところはない」と記している。
この新刊書は、広島への原爆投下の際、米軍の写真撮影機に搭乗していたという元米兵(08年死亡)の証言が虚偽ではないかと指摘され、登場人物の存在にも疑問が投げかけられたことから、出版社が今月、販売を中止した。キャメロン氏は「わずかな誤りのために、本が抹消されるのは遺憾だ」と批判した。【臺宏士】
【関連ニュース】
【関連記事】二重被爆者:山口さん、死の直前キャメロン監督らにバトン
【写真特集】ジェームズ・キャメロン:12年ぶり「アバター」 「2度泣ける」と自賛 ロンドンでプレミア
【写真特集】長崎原爆投下:カラー映像を発見 米軍が直後の市街地撮影
【写真特集】原爆ドーム:被爆前の姿再現 日米の映像チームが共同作業
・ ひき逃げで46歳男を逮捕=高2男子死亡-岐阜県警(時事通信)
・ 「500系」ラストラン、「こだま」で余生(読売新聞)
・ <寺島しのぶさん>最優秀女優賞トロフィーにキス(毎日新聞)
・ <法政大学高校>生徒に暴行の教諭を解雇…修学旅行引率中(毎日新聞)
・ 【新・関西笑談】大阪仲間ぐらし(2)元NHK解説委員 村田幸子さん(産経新聞)
【関連記事】ジェームズ・キャメロン監督:原爆テーマ映画を構想 長崎で二重被爆者に面会
◇事実関係に疑義、原作が販売中止
この新刊書は、チャールズ・ペレグリーノ氏の「ザ・ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ(広島からの最終列車)」で、1月に出版された。キャメロン氏は文書で、自身が監督したヒット作「アバター」で科学アドバイザーを務めたペレグリーノ氏について「被爆者へのインタビュー取材における努力は議論を差し挟む余地はない」と評価し「具体的な製作予定は確定していないが、その意思になんら変わるところはない」と記している。
この新刊書は、広島への原爆投下の際、米軍の写真撮影機に搭乗していたという元米兵(08年死亡)の証言が虚偽ではないかと指摘され、登場人物の存在にも疑問が投げかけられたことから、出版社が今月、販売を中止した。キャメロン氏は「わずかな誤りのために、本が抹消されるのは遺憾だ」と批判した。【臺宏士】
【関連ニュース】
【関連記事】二重被爆者:山口さん、死の直前キャメロン監督らにバトン
【写真特集】ジェームズ・キャメロン:12年ぶり「アバター」 「2度泣ける」と自賛 ロンドンでプレミア
【写真特集】長崎原爆投下:カラー映像を発見 米軍が直後の市街地撮影
【写真特集】原爆ドーム:被爆前の姿再現 日米の映像チームが共同作業
・ ひき逃げで46歳男を逮捕=高2男子死亡-岐阜県警(時事通信)
・ 「500系」ラストラン、「こだま」で余生(読売新聞)
・ <寺島しのぶさん>最優秀女優賞トロフィーにキス(毎日新聞)
・ <法政大学高校>生徒に暴行の教諭を解雇…修学旅行引率中(毎日新聞)
・ 【新・関西笑談】大阪仲間ぐらし(2)元NHK解説委員 村田幸子さん(産経新聞)