「全日本郵趣」届く | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

「全日本郵趣」617号が届きました。いつもながら内容満載で読み応えがありそうです。

 

年度替わり後、初の機関誌ということで、事業報告や役員改選など運営上の記事もありますが、新たに大阪の須谷伸宏さん(産業図案切手で国際展金賞受賞者)が理事に就任され、組織に若い人材加わって持続可能性が高まったことは喜ばしい限りです。須谷新理事の活躍に期待したいと思います。

 

今回は先般のWCC ISREL2018の特集記事もあり、拙蒐のカバーも裏表紙に掲載されています。ぜひご一読ください。

 

そういえば、「郵趣」7月号はまだ届きません。これほど遅延したことはなかったのですが、皆さんの状況はどうなのでしょう(ひょっとして、ウチだけ遅いのかも知れませんが)。

 

【追記】

「全日本郵趣」は少部数で基本的に手弁当のボランティア編集。独りでこなしている編集者の体調不良に伴い遅延を余儀なくされたのは残念ですが、やむを得ないことだと考えます。他方で、「郵趣」は、7-8千部(?)の部数がありながらも入札や見積合わせもなしに専務理事が社長を務める同族企業に丸投げ。両者は同じ「郵趣雑誌の遅刊」といえども全く性質が異なることは自明で、非営利活動と出版ビジネスを同列に論ずるとすれば、道理を弁えぬ拙劣な思考としか言いようがありません。