2012年8月に、岡本哲弁護士との共著で『訴訟書類の郵便史』を上梓いたしました。

日本の郵便制度においては、裁判関係および特許関係の書類は「訴訟書類」、「審判書類」、あるいは「特別送達」といった名称で特別なルールの下で逓送されることになっています。この特殊な郵便制度を、実際に使われた封筒類を提示しつつ、明治時代から現代に至るまで時系列的に実証し、解説を加えました。これはわが国初めての試みです。

定価は4,500円(税込、送料別)ですが、メールでお申し込みいただいた方には特別価格4,000円にて送料無料でお届けいたします(ただし数量限定)。ぜひご一読ください。

$池田健三郎オフィシャルブログ「健々囂々」(けんけんごうごう)Powered by Ameba
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2017年04月28日(金)

昭和2年 大阪→京都二区間便速達書状

テーマ:「速く運ぶ郵便」の歴史

これもスタンペディア オークションでの落札品です。

 

昭和2年10月に大阪から京都宛てに送られた、速達便書状です。

 

 

消印は大阪中央局(2.10.13)となっており、到着印はありません。

 

料金は書状3銭+二区間速達12銭(市内便6銭の倍額)=計15銭です。

 

旧毛3銭5枚貼の二区間速達は意外に少ないので拾っておきました。

 

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2017年04月27日(木)

昭和4年 東京市内速達書状の二区間料金適用例

テーマ:郵便学入門

これもスタンペディア オークションでの落札品です。

 

昭和4年4月の速達書状ですが、東京市内発着なのに二区間料金12銭(通常の市内速達料金6銭の倍額)が適用され、計15銭料金分の切手が貼付された使用例です。

 

差立て局は東京・大森海岸(4.4.13)で、宛て先地は牛込区富久町なので、早稲田局の到着印(4.4.13)が押捺されています。

 

大森区から牛込区は東京市内相互間ながらも遠距離なので、市内料金6銭の倍額を要することになっていましたが、こうした実例は非常に少なくこのブログでも殆ど類例を紹介できていません

 

本品も上部に鋏当がありやや残念な姿ですが、史料としての重要性に鑑みて、見つけ次第、状態には目を瞑って購入することにしています。

 

 

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2017年04月26日(水)

17日後には「沖縄本土復帰45年記念展」が開催されます

テーマ:郵便・切手関連イベント

郵博特別コレクション展の第1回目として開催した「郵便制度史展2017」は成功裡に閉幕しましたが、早くも次のイベントが迫ってきました。

 

17日後の5月13日(土)から翌14日(日)にかけて、郵博特別コレクション展の第2回目である「沖縄本土復帰45年記念展」が開催されます。

 

本日、展示作品内容を公表しましたので、NPO法人郵趣振興協会のサイトでご確認いただき、今から参観のご予定をお立てください。

 

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2017年04月25日(火)

昭和16年 沖縄発内地宛て速達書状 

テーマ:「速く運ぶ郵便」の歴史

スタンペディア オークションで落札しました。

昭和16年の沖縄発内地宛て速達書状です。

 

 

 

差立て局は、沖縄・泡瀬 日付は16年9月21日で、到着印は大阪の守口局(16.9.24)となっています。料金は書状4銭+速達8銭=計12銭であっています。

 

10銭切手に少々難がありますが、お買い得でした。

 

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2017年04月24日(月)

春のフィラテリック・イベントを終えて

テーマ:郵便・切手関連イベント

既報の通り、先週末から今週初にかけ、新設のNPO法人郵趣振興協会の初の公式事業である「郵便制度史展2017」はじめ、個人的に楽しみにしていた、「国際展ルール勉強会」やその後の「スタンペディア オークション」など、押上・浅草エリアで行われた一連の郵趣イベントが終了しました。勿論、制度史展の「裏番組」である「スタンプショウ2017」も堪能してきました。

 

まず、スタンプショウ2017ですが、今年はベルばら特集ということで、6階の展示会場は多くのファンの方で賑わっていました。

 

審査基準が公表されず心配していた、初回の「日本切手フリースタイル コンテスト」も楽しい作品がたくさんあり楽しませていただきました。

 

トピカル展では、喜望峰のウッドブロックの刷色エラー2種揃いをみることができ、眼福でした。

 

特筆すべきと思ったのは、切手商ブースと研究会(旧部会)ブースが並ぶ7階フロアは、6階とはまったく客層が異なり、とても単一のイベントとは思えぬ様です。6階だけを観て帰るひとには、ぜひ7階にも上がってもらい、こういうdeepな世界があることを実感していただきたいものです。

 

(スタンプショウ会場入口にて)

 

日曜日は朝9時間半から東武浅草駅近くのビルで「国際展ルール勉強会」があり、参加してきました。

 

朝から30名もの参加があったことにはびっくりですが、皆さん、それだけスコアの向上に高い関心があるということなのでしょう。

 

内容も非常に示唆に富んだもので、インポータンスに関する概念を頭の中できちんと整理する良い機会になったと思います。

 

結局のところ、自分が集める対象を変えることはできないので、マクロ的インポータンスは変えられないが、同じ分野のコレクションの中における自分の作品位置、すなわちミクロ的インポータンスは改善する余地があるということが結論だと自分なりに受け止めています。

 

今後「アートの領域に入れても違和感のない作品」をどう作ろうかと、いろいろと思案し始めています。

 

今回の勉強会は、どちらかというと「作品づくり原論」に近い理論に重点をおいた講義だったので、今後はどこかで「実践編」の講義やワークショップを開催していただけるとありがたいと思いました。

 

(国際展ルール勉強会にて)

 

勉強会のあとは、僅か30分のインターバルで「スタンペディア オークション」があるので、大急ぎで昼食をとり会場に戻りました(せめてランチ休憩は60分欲しいです)。セール開始後はオークショニアの木戸さんは、概ね手際よく進行していましたので安心して参加することができました。セールは一部のロットでは結構盛り上がり、落札総額も規模に対してまずまずの結果だったのではないかと感じました。私も小さいものを3点ほど落札。

 

(新オークショニアの木戸氏)

 

売り物が洪水のように出てくる時代ですから、私よりも若いオークショニアが誕生し、持続可能なビジネスを展開してくれることは心強いものです。日本関連の郵趣品の資産価値が将来にわたって維持されないとなれば、わが国におけるフィラテリーの魅力はかなり減衰すること必至なのですから。

 

というわけで、上記の春の郵趣イベント期間中、多くの皆様と交流させていただく機会がありました。お世話になった皆様、どうもありがとうございました。

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2017年04月23日(日)

郵便制度史展2017 無事閉幕

テーマ:郵便・切手関連イベント

4月21-23日の3日間にわたり、東京墨田区のスカイツリータウンにある郵政博物館・多目的スペースで開催された郵便制度史展2017は、無事に終了しました。

 

多くのご来場者においでいただき、勇気づけられるお言葉をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

 

▼ 郵便制度史展2017実行委員会のみなさんと郵政博物館・冨永様(前列中央)

▼ 撤去作業に勤しむ吉田氏

▼ 手際のよい作業で、撤去は40分ほどで終了

▼すっかり片付いた展示場

▼ NPO法人郵趣振興協会役員4名の集合写真

▼ 最後はやはりこれです

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2017年04月22日(土)

大正9年 料金改正直後の書留・別配達葉書

テーマ:「速く運ぶ郵便」の歴史

葉書をわざわざ書留・別配達扱いで送った使用例は極めて例外的であり、これまでに大正期の実例は1通しか確認していませんでした。

 

それが最近、2年ぶりに葉書の別配達を入手することができたのです。

 

 

大正9年6月1日から、別配達料金はそれまでの20銭から30銭に値上げ(陸上2里以内)され、速達料7銭と葉書1銭5厘の合計で38銭5厘となりました。

 

この葉書は、料金改正直後の、大正9年6月9日に、大阪の北浜局から差立てられた名古屋あての使用例です。

 

幸いなことに、この葉書よりも古いデータをもった、書留別配達の葉書使用例は確認していませんので、これが現時点での最初期データになるものと思われます。

 

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2017年04月21日(金)

郵便制度史展2017開幕

テーマ:郵便・切手関連イベント

きょうから3日間の予定で郵便制度史展2017が開幕しました。

 

今朝は10時から関係者が集合して会場設営を行い、予定通り正午に開場することができました。

 

明日、明後日も10時から17時30分まで、郵政博物館で開催されていますので、ぜひお越しください。

 

会場の様子

設営風景

看板

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2017年04月20日(木)

郵便制度史展2017 開催迫る

テーマ:郵便・切手関連イベント

いよいよ「郵便制度史展 2017」が明日から郵政博物館で開幕します。

 

「郵便制度史に関する展覧会を中長期にわたって安定的に開催していきたい」という願いは、私が新しい郵趣組織である特定非営利活動法人郵趣振興協会を立ち上げるに際しての重要な動機の一つになっています。

 

有難いことに、郵政博物館が当方の提案を全面的に受け入れてくださり、スモール・エクセレント(小規模ながらも上質)な切手コレクション展を年間何本か開催していくという企画が現実のものとなり、その一つに郵便制度史展が選定されました。

 

ちょうど近所の浅草では「スタンプショウ2017」が開催中ですので、浅草においでの方は、ぜひスカイツリータウンにもお立ち寄りいただき、郵便制度史の本格コレクションをじっくりと鑑賞いただければ幸いです。

 

今回は私自身は作品の出展者にはならず、主催者として運営の裏方を務めることになりましたが、郵政博物館の会場でお声をおかけいただければと思います。

 

【郵便制度史展2017 展示コレクション一覧】

タイトル、フレーム数、出品者の順

 

・第1種・第2種・書留郵便(1883-1966)(8) 片山七三雄
 

・内国葉書の郵便史 1873-2014(5) 吉田敬

 

・金子入り書状の変遷と変態(5) 石川勝己
 

・強制送達郵便制度(5) 渡辺藤人
 

・別配達制度からの急速送達郵便(4)小林富士夫

 

・日本の軍事郵便(5) 森下幹夫
 

・現金取立(集金)郵便史(3) 町屋安男
 

・昭和 41 年 7 月 1 日の郵便大改革(5) 行徳国宏

 

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2017年04月19日(水)

昭和27年の沖縄あて航空書状

テーマ:郵便学入門

昭和26年10月24日に復活した内国航空制度(実際のスタートは10月25日)は、戦後の郵便史では外すことのできない重要イベントであり、昭和28年7月5日には再び速達郵便に統合されて姿を消すため、その実施期間の短さもあってマテリアルの入手が難しいことから、人気が高いものとなっています。

 

この間の航空書状料金は、当初の7日間だけが20円(20gまで)で、昭和26年11月1日からの1年7カ月間は25円(同)となっています。

 

さて画像は、昭和27年4月13日に群馬の館林局から差立てられた航空書状です。

 

あて先に「Apo 201 U. S. Army」とありますので、APOメールすなわち軍事郵便であることが分かり、内国航空の一例と勘違いしていましたが、APO201 は在沖縄米軍基地を指しますので、当時は日本国外。特別地帯あて航空郵便であると理解できます。Tさんご指摘ありがとうございました。

 

 

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