梅雨が明けて、暑い日と局地的な豪雨が続いていますね。
去年となんだか違う感じなので、どう対応していいのかよくわからない日々を過ごしています。
今回のブログは自分が思うままに書くので、気軽に「ふーん」という感じで読んでいただきたいです。
かなりの個人的見解です。。。
足の長さが違う!!!
この業界でとても頻繁に使われている言葉で、カイロプラクティックなどに行った経験のある方は一度は言われていると思います。
実際にカイロプラクティックの学校でも、身体を評価するときの一指標として教えられますが、結局何を意味しているのでしょうか?
まず始めに、機能的なものと解剖学的なものの2つに分けられます。
解剖学的なものとは、実際に足の骨の長さが違うなど構造的な問題から来るものなので、それらの話はここでは置いといて。
機能的な足の長さの違い、
人間は普段の生活や身体のつくりなど必ずしも左右対称に活動しているワケではないので、左右差というものはどうしても出てきてしまいます。
オフィスに来られる方でも、自分が見るとほとんどの方に足の長さの違いを見てとることができます。それらの差も数ミリから数センチまでさまざま。(レッグチェックは自分の評価の流れに入ってしまっているので、自分としては毎回やってます)
じゃあそこで、それをもとに全てを評価して問題を見出していくかというとそんなことはなく、その時点では「ふーん、で?」という感じです。
足の長さが変わる要因としてはさまざまなものが考えられます、
今すぐに思いつくだけでも
・骨盤の前傾・後傾による大腿骨の引き上げ・下げ
・大腿直筋のテンションの違い(付着部のミスアライメントによるものとよらないもの)
・ふくらはぎのテンションの違い
・足関節の問題
・仙腸関節機能の左右差
などなど
さらに言ってしまうと、頚椎部の機能不全に起因する脊髄(脊髄小脳路)への影響まで。
首も影響します。というか全身影響します。
関節や筋肉の問題で起こることはよくあるので、アジャストメントやマッサージなどさまざまアプローチで変化は期待できるのですが、結局何が原因だったかを突き止めるのはなかなか難しいように思います。
「足の長さが違うと言われました。」と深刻な顔で言われる方もたまにいらっしゃいますが
結論として、
足の機能的な長さの違いは無数にある要因から起こり、
身体を評価する上での数ある指標のうちの一つにすぎない
ので、放置しておけとは言いませんが、あまり気にする・深刻になる必要は全然ないと思ってます。実際には他の無数の指標と総合して判断していくので。
普通に生活してたら上記のどれかにあてはまるようなストレスくらいあると思うので「まぁ身体に何かあるんだな」くらいに考えてもらればいいかなと。
余談ですが、足の長さをみるレッグチェックはリサーチ的な信頼度からするとそこまで悪くないです。Inter-examiner reliabilitiyも熟練した人達の中ではそこまで悪くないと、どっかで見た気がします。
思いつくままに書いた記事なので、読み流す感じで大丈夫です。
そんな意味では以前書いたこちらの記事も呼んでいただくと面白いかも↓
結局のところ自分で首をポキポキするのはどうなの?
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