結局のところ自分で首をポキポキ鳴らすのはどうなの? | I'M SPINE and DANDY! カイロプラクター近江のブログ。

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今日の記事は、気分転換という感じで読んでもらえればと思います。
特別これに関するリサーチなどがあるわけではなく、自分の経験と一般的に言われていることなどまとめて書きます。

首を自分でポキポキ鳴らすのは結局のところどうなの?ということですが下の図が全てを物語っています。



Restricted Joint⇒動きの悪い関節
Self Adjusted⇒自分で鳴らした場合
Chiropractic Adjustment⇒カイロプラクターによるアジャストメント

関節が鳴るのは関節内に発生した気泡が関節を動かした際につぶれて鳴っているわけですが、
自分が首を鳴らすときに動いている関節は、動かすべき関節ではない場所が動いて鳴っています。





人間の身体は常にバランスを保とうとしていて、
例えば、一つ動きの悪い関節があると、それに近い部位または上下の関節が余計に動くことによって全体的なバランスを保っています

つまり、動きの悪い関節のせいで他の部位が動きやすくなってしまい、その部分が自分で首を動かすことによってポキポキとなり易くなります。

自分で首を鳴らす時は、その動き易い部分をさらに動かしているだけで、本当に動かしたい”動きの悪い関節”は動かすことができません。
そこはやはり知識とスキルが伴った専門家がしっかりと評価して行わないとできないところです。

確かに鳴らしたりすることで気持ち良さを感じることができるかもしれませんが、根本的には解決になっておらず、結局は鳴らし続けることになってしまいます。
悟空やピッコロのように、戦闘前に鳴らすことで相手を威嚇したり、攻撃を受けた後に鳴らすことで「おめー、やるなー」とか余裕を見せて相手を挑発することはできるかもしれませんが。彼らの鍛えられ方は一般向けではないのであまり参考になりません。



経験上ですが、適切なカイロプラクティックアジャストメントを受けていると「首を鳴らす回数が減った」「首が鳴らなくなった」などの声を聞くことがよくあります。

一時的な症状の緩和よりも、時間がかかってもやはり根本的に何が起こっているのかをしっかり見つけることが大事だと思ってます。


余談ですが、指などをポキポキする場合は自分でやってもある程度の外力で特定の関節に対してアプローチできるので首の場合とは少し状況が違ってきます。


この記事は以下のサイトを参考に書かせてもらいました↓
http://www.thechirocentre.co.uk/blog/chiropractic/self-adjusting/#.VxBUonooZEL


こちらのページも参考に↓
https://www.facebook.com/kenssportschiro2016/